剪定

ツバキの剪定方法と花を咲かせるためにベストな剪定時期





ツバキは剪定さえしておけば、
毎年花を咲かせてくれると思ってはいませんか?

実は、剪定をすればするほど花を咲かせる確率は低くなるのです。

ここでは、なぜそのようなことがおこるのか、その理由と
花を咲かせるためのツバキの剪定方法と剪定時期について解説します。

ツバキ 剪定

ツバキは日本各地で植えられていて、改良された園芸品種は豊富にあり、
日本から外国に渡って品種改良されたツバキも多く、今では1500種類以上もあるそうです。

ツバキの歴史は以外にも古く、室町時代には
すでに鑑賞目的で栽培されていたといいます。

ツバキは日照条件の良い場所でたくさんの花を咲かせてくれ、
しかも、長い期間花を咲かせてくれるので人気の高い花木です。

その反面、剪定を毎年しっかりと行なってしまうと
花はだんだんと咲かなくなっていきます。

なぜそのようなことがおこるのかというと、
ツバキは元々自然に生えている木なので、
剪定をするということは、切り口を増やしてしまいます。

木全体に回るはずの養分が、切り口を修復するために
その部分に樹勢を注ぎこむようになります。

毎年しっかりとした剪定を行なってしまうと、
樹勢が偏ってしまい、だんだんと花が咲かなくなるのです。

そのような剪定作業は、実は、わざわざ木を弱らせて
枯れる方向に誘導しているのと同じことになります。

しかし、庭の広さが限られている場所に植えてあるツバキは、
自然に伸ばして大きくすることはできません。

剪定をして大きくならないようにするかもしれませんが、
本当は毎年枝葉を切ってしまうと樹勢が弱くなってしまうのです。

ただこれは、ツバキの剪定に慣れていない方が行なう剪定の話に限ります。

このページを読まれているあなたは、
もしかしたらツバキの剪定に自信がなく
不慣れな方かもしれません。

ツバキの剪定に不安なことや悩まれていることがあって
情報を得るためにここに立ち寄っていると思いますので、
そんなあなたは、特に気をつけた方がよいです。

ここでは、ツバキを弱らせずに、花を咲かせるための
剪定方法と剪定時期について解説しますので、
あなたが実際に行なう剪定作業に取り入れてみて下さい。

ツバキの花を咲かせるために一番良い剪定時期

ツバキは、花が咲く前の年に花芽が形成される「前年生枝タイプ」なので、
花が終わった後の6~7月頃に、新梢が伸びた先端や葉腋に花芽が作られます。

このことから、花芽が作られる前後のツバキの夏場の剪定は
花芽に影響する可能性がありますので行わないようにします。

品種により開花時期は多少違うようですが、
基本的には夏場に剪定を行なうと
樹勢が弱くなりますので行なわない方がよいです。

地域によって花が終わる時期が違いますが、ツバキの剪定の時期は、
花の咲き終わった直後でおおむね 4~5月頃に行うと良いです。

4~5月頃の時期に剪定を終えておくと、
剪定後に伸びたその新梢に花芽をつけることになります。

この時期の剪定は特に混んでいる枝葉を間引くような剪定ができます。

とは言いましても、ツバキは落葉樹ではないので
坊主になるくらい葉をすっかりなくす剪定はしないでください。

葉っぱはほどほどに残さないと樹勢自体が悪くなって枯れますし
太い枝は極力切らない方が良いです。

6~7月までの間にさらに枝葉っぱが伸びて
9月から10月ころには伸びが止まるわけですが、

さらに樹形を整えるために入念な手入れを行なうには、
部分的に突発的に伸びたような枝葉を切ってあげます。

ただし、この時期にはすでに花芽ができているので、
花芽が確認できれば注意して枝葉を選び、
樹形を乱す伸びすぎた枝葉だけを切る程度とします。

これだけで花が咲く!基本的なツバキの剪定方法

ツバキの剪定方法は主に樹勢に影響する徒長枝、
混みあった枝、枯れ枝を枝の基部から切り取ります。

その次にする作業は、樹形を整えるために、軽めの刈り込みをすると良いです。
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大体の樹形を整えたあと、内部の枝が少し見える程度にすかすように、
ひとつの枝に 3枚くら葉を残すことを目安に葉のつけ根で切ります。

自然樹形で大きくしたい時は、切り詰めることはあまり
行わないようにして、伸びた徒長枝だけを切るようにします。

小さく仕立てたい時や鉢植えの場合は、強めに切り詰めたほうが良く
玉仕立てや生け垣にしたものは、秋にも徒長枝を切って整理します。

>>ツバキの花を来年も咲かせる剪定方法

ツバキの花がつかない時は

木が古くなり根が活性化されていないと
樹勢が悪くなる可能性があります。

このような場合は、新しく根を発根させる必要があります。

もしも、ツバキの花が咲かない時には、根切りをしてみると
樹勢が復活して花が咲くようになる場合があります。

花が咲く前の2月から3月頃、小さめのツバキの場合(2~3mくらい)、
幹の根元から30cmほど離れた場所にスコップを立てて
グイっと差し込んで根を切ってやります。

すると古くなった根が切れて、そこから新しい根が生えてきて
樹勢が回復し、花芽がつくようになる可能性がありますので、
花が咲きにくくなった時にはやってみて下さい。

ツバキの剪定方法を動画で解説

ここでは、ツバキの剪定方法を解説している動画を4つご用意しました。

実際にツバキの剪定を行なっている所を見た方が、
文字で理解するのと違って参考になるところがあると思います。

ツバキの切り戻し剪定方法

この動画では、ツバキの切り戻し剪定の方法と、
1年後に芽がどのように出るのかその出方を観察できます。

立ち枝やふところ枝、越境枝の処理にも注目してみて下さい。

カンツバキの強剪定

刈り込み鋏は使わないで、現状をなぞらず
樹形の根本的な見直しをする技術を解説しています。

ふところ枝や越境枝など忌み枝の処理の様子や
切り戻し剪定の方法がよくわかります。

ツバキの剪定で花芽を残して樹形を小さくする方法

1、2月に開花前のツバキの花芽を残しつつ、
樹形を小さくする切り戻し剪定について解説しています。

決して刈り込み鋏は使いません。

ツバキの剪定の剪定講習

秋に行われたツバキの剪定の講習のもようです。

基本的な剪定方法を学ぶことができるので参考にされて下さい。





2019/04/26 ツバキの剪定方法と花を咲かせるためにベストな剪定時期 はコメントを受け付けていません。 ツバキ
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