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ビワの実を成らせる剪定方法と剪定時期




ビワはバラ科の常緑高木で放任すると樹高が 8mにもなる木で、葉が大きく萌芽力も強いので、うっとうしくなり狭い庭に植えているとすぐに枝葉を切りたくなる木です。

実がならないといつも嘆き、そして意外とわかりにくいビワの剪定方法と剪定時期についてここでは解説します。

ビワの特徴

ビワは果実を実らせて収穫することが目的の庭木です。

ビワは放任すると8mくらいにまで育ちますので、一般家庭で庭に植える場合は
4mくらいより小さく制限して育てた方が、実を取るときに苦労しないです。

うまくたくさんの実を実らせることができれば、実をつけた姿を見る楽しさ
実を取る時の楽しさ、実を食べる時の楽しさを味わうことができす。

私も初めてビワの実を食べた時は感動するくらいおいしかったことを覚えています。

しかし実を取って食べる楽しさがあるのは良いのですが、
どんどん枝葉っぱが大きくなるのには困るので
個人的には狭い庭にはどうしても植えたくない気持ちがあります。

ビワの剪定時期

よくお客様に「ビワがならない!」と言われることがあり、よくよく聞くと
時期に関係なく枝葉が伸びた時にスッキリと切ることがほとんどのようです。

大きくなりすぎた場合は強剪定で小さくできますが、カキみたいに
切った枝には3年くらい実がつかないことからこのようなことがおこります。

ビワが実をつけて収穫するための剪定は、ビワが実をつけるまでのサイクルに気をつけるとよいです。
5.8

まず花芽は春から伸びた枝の先端に6月ころから夏の間につき始めます。

その年の11月から2月ころにかけて小さな花を咲かせます。
5.8a

花後、翌年の3月中旬ころから4月ころになると果実が確認でき
5月頃から8月の間は熟した実を収穫できます。
5.8b

このサイクルだと剪定する時期がないように思われますが、間引くだけなら果実がついている時に切れば、今年の果実の数は減らすことなく剪定ができます。

この時果実を傷めないようにハサミを深く入れて、枝の分岐点で1、2本の枝を残して切るとよいです。

ビワの実は3月ころからつき始め5~8月に収穫できますが、特に3月中旬以降の剪定は次の年の実のことを考えると、できるだけ強い剪定は避けた方がよいということになります。

これらをまとめますとビワの剪定時期は花後の2月中旬ころから実がなるころまで。
そして実がなり始めてからも、実に気をつけながら間引くだけの剪定ならしても大丈夫です。

ビワの剪定方法

剪定作業は上から下に向かって進め、大きく伸びた幹や混みあった枝を間引き、切り戻しで小さくしていきます。

5.8c

ビワは年に3回新しい芽を出すほど萌芽力が旺盛です。

1回目に芽を出すのは、3月上旬でこの時期が一番萌芽力が強く、この時期なら強い剪定にも耐えられ、春に向かい活発な活動を始めますから枝枯れの心配もありません。

2回目は5月中旬頃、3回目は8月頃に新梢(新芽)を出します。

3年くらいの若木の場合は放任のままでもよいのですが、4年以上経つと樹高が高くなり始め、枝幅が広がってくる傾向がありますので、間引きや切り詰め剪定が必要になってきます。

木の仕立て方は幹を直上していく方法と、幹の途中で切って枝を横へ伸ばしていく方法があります。

庭に植える時に狭い場所では真っ直ぐ上に伸ばし、広い場所では横に広がる樹形に仕立てるとよいですが、剪定は希望の樹形に仕立ててから行うようにした方がよいです。


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