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コウヤマキの剪定方法と剪定時期

コウヤマキはスギ科の常緑針葉高木で 6m以上にもなる木ですが
コウヤマキは寒冷地では育ちづらく耐寒性が弱いので暖地向きの木です。

ここではコウヤマキの剪定方法と剪定時期について解説します。

5.3a

コウヤマキの特徴

コウヤマキは和歌山県の高野山に多いことからコウヤマキと名づけられたようで
庭木によく用いられ、世界的にも知られている木のひとつです。

コウヤマキは萌芽力は強く生長は遅い木ですが、
葉のない所で切ってもよく胴ぶきするようです。

刈り込み剪定でも枝枯れすることなく強剪定もでき、
材質も柔らかいので誘引して形を作るのも容易です。

日当たりを好みますが、松よりも日陰に強いようです。

5.3

コウヤマキの剪定時期

樹勢が強くかなりの強剪定ができますが、関東北部などの寒冷地では、
秋から冬に剪定すると樹体が弱ることから枯れやすく注意が必要です。

コウヤマキの落葉は常緑広葉樹と同じく、芽吹き後の5月ころですが、
冬になる前に強剪定すると葉にためた養分を捨てるので樹体が弱り、
耐寒性がよりいっそう低下して枯れる可能性が高いです。

コウヤマキの一般的な剪定時期は、
飛びだしたり樹形を乱す枝葉などを取り除いたり
樹形を整える軽めの剪定を 10月頃にするとよいです。

10月に整える剪定をしておけば、春まで長い期間
その整った状態を保持できるメリットがあります。

枝葉が伸びすぎて強めの剪定をしなければならない時の剪定時期は、
3月から4月ころの芽が出る前に刈り込み剪定するとよいでしょう。

植える場所が制限されるために枝幅を狭く仕立てたい場合の剪定時期は、
春の芽の伸びが止まる 5月から6月に枝先を軽く切り詰めるようにするとよいです。

コウヤマキの剪定方法

コウヤマキは高くなる木ですから、どちらかというと広い場所に向く木ですが、
庭に余裕があるのでしたら若木を植えて楽しむのもよいでしょう。

萌芽力が強く放置状態でも樹形は直立して整然とした
長円錐形を保ちますから、比較的剪定をする必要が少ない木です。

コウヤマキの剪定を行う場合は、伸びすぎて姿を乱す枝
混みすぎた枝や枯れ枝の間引き程度とします。

枝葉を空く剪定をする場合は、互い違いですが松のように葉が3つ生えるので、
その真ん中の枝を分かれ目の元部から抜き取るように切ります。

あとは切った後の枝の長さや全体の輪郭を気にしながら
うまく揃うように調節していくとよいです。

5.3b

コウヤマキは意外と柔らかい枝葉をしているので、どこでもすんなり切れ
胴ぶきもよく、刈り込み剪定をすることも少なくありません。

しかし、コウヤマキだけではないのですが、刈り込みバサミで葉を切った部分は
茶色くなり、その分見劣りすることもあります。

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