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マツの葉っぱに表と裏はあると思いますか?

マツの葉っぱで遊べることを知っていましたか?

マツの葉が持つ忍耐度の対決で、2人で遊びます。
その遊び方は、二つの葉の尖ったところを交差させて、互いに持ってセットします。

そして、「よーいどん」とか「せ~の」の合図で、互いに自分側に引っ張りあい、
Vの字になっている二つの葉が切れずに耐えた方が勝ちです。

10.17-1

大人でもけっこう楽しめるのでやってみて下さい。

ただし、マツのヤニがつく恐れもあるので、取り扱いには気をつけてください。

常緑樹と落葉樹の基本的な比較

常緑樹と落葉樹の違いは判りますか?
そして、常緑樹と落葉樹を比べると、常緑樹の葉の寿命の方が長いことは理解できますでしょうか。

常緑樹とは、「1年中緑がついている木」という意味で、くどいようですが、つまり緑の葉が常にある樹木ということで、長~く緑の葉をつけています。

そして常緑樹の中でも2つの種類に分けられ、幅が広く平たい葉をつける樹木を広葉樹(常緑広葉樹)、細くて尖った葉をつける樹木を針葉樹(常緑針葉樹)といいます。

ただし常緑樹の葉も永遠に生きているわけではなく、寿命が来たものから順に落ちていき、新たな葉が作られます。

マツの葉を見てみると、緑だけでなく、茶色の葉が枝についていたり木の下に落ちていたりしたのを見たことがあればわかると思います。

落葉樹とは、冬期など葉が落ちて葉のない時期がある樹木です。

そして落葉樹の中でも2つの種類に分けられ、幅が広く平たい葉をつける樹木を広葉樹(落葉広葉樹)、細くて尖った葉をつける樹木を針葉樹(落葉針葉樹)といいます。

日本には、常緑広葉樹、落葉広葉樹、常緑針葉樹、落葉針葉樹が混在しています。
どの木がどれに属するのかよくわからないかもしれないので、次に思いつくだけ各々の樹木を上げておきます。

間違って書いているかもしれないので、その時はご了承ください。
たぶん99%くらいはあっている自信はあります。

常緑広葉樹、落葉広葉樹、常緑針葉樹、落葉針葉樹の樹木たち

落葉広葉樹の種類で思い浮かぶ樹木を上げてみると、
アジサイ、イチョウ、イチジク、ウツギ、ウメ、ウメモドキ、エゴノキ、エンジュ、カキ、カシワ、カツラ、ガマズミ、カリン、クリ、ケヤキ、ザクロ、サルスベリ、サンショウ、シラカバ、トウカエデ、ドウダンツツジ、ナツハゼ、ナナカマド、ニシキギ、ハナズオウ、ヒメシャラ、ヒメリンゴ、ブナ、ブルーベリー、ボケ、ボダイジュ、ポプラ、マユミ、マンサク、ミズキ、ムクゲ、モクレン、ヤマボウシ、ユリノキ、ライラック、レンギョウ、ロウバイ、

落葉針葉樹の種類で思い浮かぶ樹木を上げてみると、カラマツ、メタセコイアくらいかな。

常緑広葉樹の種類で思い浮かぶ樹木を上げてみると、アオキ、アセビ、アベリア、キンモクセイ、クスノキ、クチナシ、サカキ、サザンカ、サツキ、ツツジ、シャクナゲ、シラカシ、ジンチョウゲ、ツゲ、ナンテン、ヒイラギ、ピラカンサ、ビワ、ベニカナメモチ、マサキ、モッコク、ヤツデ、

常緑針葉樹の種類で思い浮かぶ樹木を上げてみると、アカマツ、イチイ、イトヒバ、イヌマキ、エゾマツ、カヤ、キャラボク、クロマツ、コウヤマキ、コノテガシワ、ゴヨウマツ、ゴールドクレスト、サワラ、スギ、チャボヒバ、トウヒ、トドマツ、ニオイヒバ、ヒノキ、ヒマラヤスギ、ヒムロスギ、モミノキ、ラカンマキ

日本の常緑樹の多くは、葉の寿命が1年以上あるようですが、もちろん例外もあります。
一般的に寿命が長いのは常緑針葉樹で、マツの一種で葉が40年以上生きるものもあるといいます。
常緑広葉樹の中にも、葉の寿命が数年にわたるものがあります。

マツの葉っぱには裏表がある・・のか?

普段よく見ることが多いクロマツやアカマツは二枚の葉ですが、三枚の葉や五枚の葉のマツもあります。そんなマツですが、葉の断面を観察して見たことはありますか?

丸でしょうか?平らでしょうか?

マツの葉のように、外から眺めただけでは裏表がハッキリしない葉を「等面葉(とうめんよう)」といいます。しかしそのはっきりしない「等面葉」にも裏表は存在するんです。もちろんマツの葉っぱにも裏表があるという事です。

ここで覚えておいてほしいのが、
根で吸った水や養分を茎や葉に運ぶための管がある部分を「木部」
葉の光合成で作られた糖などの物質を運ぶための管がある部分を「節部」といいます。

この「木部」と「節部」の2つを使ってこの先解説するので、あと2分ほど覚えておいてください。

「木部」と「節部」はくっついており、茎では「木部」が内側、「節部」が外側にあります。
茎の「木部」も「節部」も葉の中まで伸びていて、これが細かく分かれているのが葉脈です。

「木部」と「節部」がくっついて並んだままの状態で茎から葉の中に入ると、上側が「木部」、下側が「節部」になります。

したがって、マツの葉のような「等面葉」の裏表も、断面を顕微鏡で観察すれば、
「木部」のある側が表、「節部」のある方が裏ということがわかります。

結局、具体的にわかりやすく言うと、
マツの葉は半断面をしており、平らな方が表、丸い方が裏ということになります。
10.17-3

くどくど言いましたが、この1行だけわかれば良かったですね。

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