剪定をしていると木の上や木の根元に黒い生物がいることがあります。
クワガタ?ハサミムシ?くらいにしか思っていなかったところ、チョロチョロと動くその生物をよ~く見てみると、なんとゴキブリ
ゴキブリって家の中にだけいるものだと思っていましたがそうではないようです。
ゴキブリの巣はどこにある?
ゴキブリの巣ってどこにあるのだろうと思ったことはありませんか?
剪定をしていて思ったのですが、ゴキブリは意外と外に住んでいることが多いということがわかります。
そのゴキブリが家に入ってきて、部屋の隅を黒い物体がうろちょろと動くので余計に目立つわけです。
「それじゃぁゴキブリの巣は外にあるの?」と思われるかと思いますが、実は、ゴキブリの巣というのは蜘蛛の巣のように糸を張ったりアリのように穴を掘って形として見える物ではないようです。
ゴキブリが家で増える原因というのは、外から侵入してきて、家の中で卵を産みゴキブリが増えていきます。そしてゴキブリの巣らしきものは、複数のゴキブリが集まっているだけのその場所がゴキブリの巣のようです。
そこがゴキブリの活動拠点となり動き回るようです。
どんなところを好んでゴキブリは巣をつくる?
ゴキブリが巣を作りやすい場所というのがあって、そこは暖かく、しかも暗く湿っていて、餌が豊富なところが繁殖しやすい場所です。
植え込みなどは水と土がある為、ゴキブリの巣には最適の場所だったようです。
ゴキブリの侵入経路は、下水や排水口、窓や扉、物への付着など様々ですが、人のどこかに付いて侵入する経路もあるようです。
侵入してきたゴキブリは段ボール箱などに卵を産みつけてそこが住処となることもあります。
ゴキブリが住んでいる所は調理台の引き出し、流しの下、電気冷蔵庫の裏など台所。台所だけでなくゴキブリが住んでいる所は台所かと思いきや、想像もしないところに住んでいるようで、たとえば暖房器具の中や電話機の中、コンセントなど考えもつかない場所にまさに忍者のように人知れず生息している事もあるそうです。
そうやって何億年も生きてきたんでしょうね。
水のあるところと空気が澱んだ暗い場所は好きなようです。
マンションや鉄筋コンクリートの家にはゴキブリはいないの?
古い木造の家などにゴキブリは巣を作って活動しそうなイメージがありますが、新築の家にでもゴキブリは巣をつくるようです。
ではマンションや鉄筋コンクリート住宅のような隙間のないような家にはゴキブリはいないのでしょうか?
決してそんなことはないようです。
マンション共用部であるボイラー、給排水設備、ガス配管設備などは、暖かく、しかも暗く湿っている箇所が非常に多く発生し、ゴキブリが一番大好きな場所でもあります。
排水口設備や階段やエレベーター内部を伝って高層マンションにも関わらずゴキブリは上まで登ってくるほど活動的です。
ボイラー、給排水設備、ガス配管設備などのマンション共用部のゴキブリ駆除は、いくらゴキブリがキライでも個人的にはできず、管理人や管理会社に任せるしかない部分です。
ゴキブリの好きな物って何?
ゴキブリは夜行性なので、目で食べ物を捉えることはしないで嗅覚を利用してエサを探しに来ます。
ゴキブリは匂いに敏感に反応します。
匂いが多く発生するゴミ箱はゴキブリにとって一番のエサ場になります。
だから最低限ゴキブリを引き寄せないためにできることは、生ものを捨てるゴミ箱は、完全に密封して匂いが外にもれないようにする必要があります。
ゴキブリの駆除方法は何をしたらよいか?
ゴキブリと一緒に暮らしたいという人は聞いたことはないですが、屋内にゴキブリがいるのであれば駆除していくのがよいでしょう。
定番は見つけたらスリッパでぶっつぶす!
私はつぶれるのが気持ち悪いので殺虫剤を使います。
しかしそれは姿をあらわした時の対策で、ゴキブリは夜行性のためにめったに人間の前には表れないものですので、違う駆除方法を考えた方がよさそうです。
ゴキブリ対策には毒エサタイプ、乳剤タイプ、燻製剤タイプなど様々な種類があります。
その中でも毒エサタイプが効きそうでよさそうではないですか?
毒エサタイプは、1回の設置で全てのゴキブリを死滅させる可能性が高いといわれます。
乳剤タイプは、駆除面では毒エサタイプと効果は変わりないようですが設置が難しいようです。
燻製剤タイプは、煙でいぶしますが 1回でその場にいるゴキブリに有効はですが煙が届かないところに効果が薄いようです。
ホウ酸ダンゴという方法もあります。
これは日本で古くから用いられるゴキブリ対策で、ホウ酸を混ぜ団子状に丸めておきゴキブリに食べてもらい抹殺する方法です。これは非常に効果が高く、ゴキブリの消化器系に働いて脱水症状を引き起こさせる原理のようで、死滅するまでには半日~3日程度の時間はが必要なようです。
いずれゴキブリを抹殺するためには、薬剤を使わなくてはいけませんので、小さい子供やペットがいるところでの仕様は気をつけなければいけません。