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三脚も安心して作業はできない!5mの高所からの恐怖体験

部屋の中や平らな床面での高所作業をする場合は、足が4本の脚立が安定しているので便利です。

しかし外など不整地での作業をする場合には、

足が4本の脚立の場合、1cm傾いただけで恐ろしく危機感を感じます。

しかも、上に登れば昇るほど、上部が重くなるので安定性は悪くなります。
脚立

最悪の場合、一回グラっと傾いたら倒れてケガをすることを覚悟しておいた方がよいです。

このことが原因で、何人も命を落としていますから!

ここでは、「足が4本の脚立よりも、足が3本の三脚がよいよ!」ということを伝えるのではなく、

「足が3本の三脚だとしても、状況によっては、非常に危険な目に合うよ!」

ということを過去の体験失敗談よりお伝えします。

高所の剪定は危険な作業

剪定をしていると、いつの間にか面白くなって、目先の作業に集中してしまう事ありませんか?

しかし、それはある意味危険な行動です。

なぜなら

剪定時に目先の作業に集中するということは、周りが見えてないということです。

外部からどんな恐ろしい事態が襲い掛かってくるかわかりません。

作業に集中していると、それを察知することができないわけです。

剪定作業中は、飛んでくる害虫に刺されたり、毒毛虫などに刺されたりという事が頻繁に起こります。
9.8-3
それが低いところの作業なら、ハチなどの場合は逃げ切れるかもしれません。

しかし、三脚を使った高所の作業の場合には、突発的に三脚から降りて逃げなければ襲われる可能性が高いです。

その場合、あなたならどうしますか?

黙って刺されます?

ケガをしないで逃げ切れる自信はありますか?

できれば刺されたくないでしょう。

それだけ高所の作業には慎重さが必要なのです。

歳をとれば、目も動きも鈍くなり、それだけ外敵に対する反応が悪くなります。

実は、三脚を使った高所作業で恐ろしいのは、ハチなど飛来性の外的から襲われることだけではないのです。

三脚を使用した時の作業で一番恐ろしい事

三脚は何もしなくても、三脚が全て横滑りで自動で動くことがあるんです。

「いやいや、そんなことはあるはずがない!」

そう思われることは予想がつきます。

しかし、ここでは、実際に私が体験して非常に恐ろしい思いをしたことをお伝えしておきます。

 使用した三脚は3.6m。
 松の剪定をしていました。
 松は3.6mの三脚の一番上で作業しないと、手が上まで届かないほどの高さがあります。
 三脚の下はコンクリートなので、三脚の足が開いて滑らないようにチェーンで固定していました。
 一番上(目線は5m)での作業なので、いつも以上に気を付けていました。

このような状況です。

しばらくすると、

なぜか・・・

三脚が横に・・・

それも、自動で動き出します・・・。

慌てて枝にしがみつきました。

何があったのか全く分かりませんでした。

動くのが治まるのを待ち、恐る恐る下に降りてみました。

すると、人が乗っていない状態でも三脚がまた自動で動き出しました。

この状況は信じられませんでした。

なぜそんなことが起きるのか、少し様子を見てみることにしました。

すると、ひとつ目の理由は、強風です。

強風に煽られ三脚が動こうとしていました。

しかし普段なら強風でも動くことはありません。

初体験です。

その他にも理由があるのではと思っていたら・・・

わかりました。

ふたつ目の理由は、床面です。

下がコンクリートだったことはわかっていましたが、通常のコンクリートではないんです。

実は、コンクリートの面がツルツルだったんです。

 コンクリートが氷のようにツルツルな面で滑りやすいこと
 強風だったこと
 しかも三脚の足底がアルミで滑りやすい

この3つの要因が重なり、自然と動くような状態になったと思われます。

これが、三脚がスルッと自動で平行移動した、5mの目線からの恐怖体験失敗談になります。

三脚が滑らない改善案

では、もしあなたがこの状態(強風でしかも床がツルツル)だった場合、どうしたらよいと思いますか?

ここからは、私は行なった「三脚が滑らない改善案」を教えますので参考にされてください。

今日の作業は、この先何度でもこの状況は起こるなと思いました。

そこで、改善案として有効だったのは、三脚をロープで木に縛り動かない状態にして作業することにしました。

でもこれは何も特別な方法ではありません。

高所作業をする場合に危ないと感じた場合には常に行なっていることです。

この時は、作業効率を考え三脚をロープで結ばなかったにすぎません。

いつもは気を付けていても、こういう意表を突かれたり、意識していなかった時にケガをしたりするんですよね。

高所作業をする場合には、常に危険を予知して意識して剪定をしないと大きな失敗を犯すという事です。

まだまだ、高所作業に危険はある

高所作業での危険性の事例をお伝えしましたが、しかし、三脚を安定させたとしても、まだ安心はできません。

高所作業での危険性はまだあります。

三脚上の作業はただでさえ危険が付きまといます。

そんな時に、さらに予期せぬ危険が起きた時・・・

 突発的な危険が起きた時に三脚からジャンプして落ちるのか?
 突然、ハチが襲ってきたらジャンプして落ちるのか?
 突然、ヘビが襲ってきたらジャンプして落ちるのか?

すべて、ありえない話ではありません。

最悪の場合を考えておかないといけません。

 骨折を覚悟して足から落ちるのか?
 受け身を取って頭だけは守るのか?
 一回、枝につかまり、1クッション入れて落ちるのか?
 三脚から落ちた場合にどのようにする(逃げる)のか

そのことを事前に意識して作業にあたることをおすすめします。

つまり

外での不整地での作業をする場合には、足が4本の脚立では安定しないので危険ですが、

足が3本の三脚だとしても、状況によっては

 非常に危険な目に合うかもよ!
 何が起こるかわからないから慎重に!
 作業前に危険予知や予防をしておく必要があるよ!

という事を言いたいのです。

もちろん私は、最小限のケガで済ませたいですし、落ちて死にたくありません。

なので、三脚に登って高所作業をするたびに、そのようなことを意識して剪定作業にあたっています。

ちなみに、ハチ対策として、私は常に剪定作業に入る前に、長物のほうきなどで枝や葉っぱをたたいてハチがいないか様子を見ます。

そして常にハチ用のスプレーを持って作業にあたっています。

剪定時に危険なアシナガバチ撃退法

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