今回も散歩していて気になったサクラの木を仮想剪定してもらおうと思います。
仮想剪定ってなんだ?
剪定をしようと思われる方は、たくさんの書籍を手にして読むことが多いと思います。
私もたくさんの書籍を読みましたが、どの本も書かれていることは同じでした。
剪定の基本は同じなので仕方がないのですが、そんなに多くの書籍があっても迷ってしまうだけだと思います。
さらにいえば、書籍に書かれていることは、机上の空論的な知識の習得だけなので、実践向きではないという事です。
ウエブサイトに載っている切り方の場合は、ほかのサイトで仕入れて言い回しを変えた似たような文字情報ばかりなので、特に実践向きではありません。
このサイトに書かれていることも、実は今までは一般人うけする一般的な切り方に留めてありました。しかし、ちゃんと教えなくてはいけないという、性格上の、私の血が騒いだために、画像を使った実践的な剪定を教える気持ちが沸き上がったのです。
人それぞれ価値観や学習能力にも違いがあるので、どこまで教えればよいのか?どのように教えればよいのか迷いましたが、とりあえず、私がここまで教えればわかるのではないかと判断したところまでにしておきます。
本などを読んで知識を習得することは可能かもしれませんが、同じ木はこの世にないので、実際に現場で剪定を行うのはちょっと違うと思います。
基本的なことは本で習得できても、実際に行なう剪定は作業が伴うことから、ここでは、私が現地で撮ってきた写真を元に、どこを切ったらよいのか剪定の問題を出します。
その課題の答えと、なぜそこで切らなければいけないのかというところまで教えますが、読んだだけでは何の得にもなりませんので、読んで終わり、答え合わせをして終わりにしないでください。
あなたならどのように切るかということをイメージして追及してほしいです。
剪定が上達したいのであれば、考えるところまでやってほしいです。
それが実践に近い「仮想剪定」です。
写真を見て仮想剪定する
答え合わせはあとで行いますので、次の木を見て実際に切るとしたら、どこをどのように切ったらよいのか考えてみてください。
画像(課題)は5枚あります。
課題1
課題2
課題1と同じ画像を少し拡大して、少しわかりやすくしてみました。
課題3
課題4
課題5
サクラの剪定で気を付けるところは、冬期剪定と、徒長した枝をきれいに切ってやることです。
さて、実際に、どこをどのように切ったらよいのか考えついたら答え合わせをしてみてください。