生活している地域に生えているトラブルメーカーである木の存在をストレスに感じていませんか?
ここでは「伐採したい住民」と「緑を残したい住民」の主張はどちらがを考慮したらよいかお伝えします。
なぜ伐採したいか?なぜ緑を残したいか?
集合住宅や地域の公園などに生えている木の存在を気にしたことはあるでしょうか?
一本の木、あるいはたくさん植栽されている木、大きくなり過ぎた木、色々な危険な状態になった木や、ボウボウと伸び酷くなった景観の元に生えている木のことで、問題を抱えている地域もあるようです。
・いつ誰が植えた?
・何で植えたんだ?
・切っていいか?
管理が行き届かなくなったことで多くの問題を抱えているようです。
伐採したい理由はなにか?
伐採を主張する住民にはそれなりの意見があると思いますし、緑を残したい住民にも残したい理由があると思います。
伐採したいと思う理由をあげてみると、
・災害による枝折れが起こり危ない
・害虫の発生により危険な目に遭いたくない
・枝葉が伸びることにより木の管理が大変だ
・きちんと整理したい気持ちがある
・大きくなりすぎ、枝が伸びすぎて景観が悪い
・木がうっとうしい
このようなことを気にかけていて伐採を希望しているのかもしれません。
私もキチンとしたい派なので、そのような感情で伐採を希望する住民の気持ちはとてもわかります。
緑を残したい理由はなにか?
緑を残したいと思う理由をあげてみると、
・木は生きているので切りたくない
・緑は目に良いから
・木があると心が安らぐ
緑を残したい住民にとって、木の命や木の存在そのものの価値感や、心が落ち着くなどのリラックス効果を感じるようです。
伐採したい人・緑を残したい人の性格診断
ここで、私が客観的に感じる「伐採したい人」と「緑を残したい人」の性格診断をしたいと思います。
ただし、占いではないですし、100%合っているとは言えませんのでご理解してください。
伐採したい人の性格診断
伐採したい派の特徴は、危険などの危機感を感じたり、景観を気にされたりすることから
・他人のことを気にしてくれる
・きちんとしていないと気が済まない
・几帳面である
伐採したい派は、他人を思いやる気持ちがあるきちんとしていたい性格だと思います。
緑を残したい人の性格診断
緑を残したい派の特徴は、命の尊さを感じとれる心を持っていることから
・心がやさしい
・健康に気を使う
・健康でいたい
緑を残したい派は、心が落ち着きたい気持ちを持つ健康志向の強い性格だと思います。
どうする?伐採?緑を残す?
ここで、本題に戻ります。
「木は伐採したらよいのでしょうか?」
「それとも緑を残したらよいのでしょうか?」
そもそも木は樹勢がよく健全であれば黙っていても成長するので、そのまま何もしないとどんどん大きくなり、伐採したい住民の気持ちは高まるだけでしょう。
しかも枝葉が伸び過ぎた木は、密集することで病害虫が発生しやすい状態になるので、健康に害を与えます。
これでは「伐採したい人」にとっても「緑を残したい人」にとっても良いことはありません。
でも、誰も動かず何もやらずにいても進まず、その間にも木は大きくなりますので、何か行動を起こさないと何も始まりません。
いや始まるどころか、事態は刻一刻と悪い方向に向かっていだけでしょう。
いったい、どちらにしたらよいのか、なかなか決まらないですね。
どんな行動を起こすかで木の存在価値は決まる
たとえば、剪定などで枝葉を整理したり、しっかりと管理されることによって、木の状態もよくなり、良い樹形を保てれば景観も良くなります。
剪定のような行動を起こすことで整理すれば、伐採したい住民の気持ちは少しは治まるかもしれませんし、緑を残したい住民にとってもよいことです。
したがって、緑を残すことはよいことだが、伐採したい住民の気持ちを考えると、しっかりと木の管理をすることが必要になると思います。
そのためには、例えば、地域住民で木の管理を行なう方向で話し合ってもらい、伐採をしないで緑を残してみることを提案します。
木の管理が難しい場合には、自治体に相談したりするとよいでしょう。
あるいは、お金はかかるかもしれませんが一度業者に依頼して現地を整理してもらうこともできます。そして、業者に整理してもらった後の状態を維持していく作業を行なうという考え方もできます。