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体重300グラムの未熟児で産まれた赤ちゃんの成長が気になる

剪定をしていると痩せてていいねぇ、と言われることが多くあります。

でもそれは夏の間しか外に出ないために、そう見られているだけの話です。

冬の間は剪定作業の仕事が薄くなり家にいることが多くなり、そうするとどうなるかというと、ひと冬で10kg簡単に太ります。

今までと同じ量の食事を摂っていたのが、突然動かなくなるわけですから当然です。

なるべくしてなったわけですが、10kgくらいなら動けば簡単に落とせるのでどうってことはないです。

私の場合は・・・です。

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しかし3kgすら落とせないで悩んでいる方が多いことは、私からすれば驚きです。

特に女性の場合は妊娠、出産という大きな時期があります。

この時に無理なダイエットを決行すると胎児や産まれる赤ちゃんの体に影響が出てきます。

たとえば、こんな事例があります。

未熟児で産まれた300グラムの赤ちゃんやっと退院

静岡の病院で2013年1月に体重が331グラムの超未熟児の赤ちゃんが産まれました。ところが、その赤ちゃんの容体が思わしくなく何度も手術を繰り返しながらもその子供が無事退院できたのは約1年後の2014年1月31日のことだというニュースが話題となっていることを知りました。

生まれた直後の赤ちゃんの手の大きさは、指先をやっとつかめるほどの大きさで、本当に体重300グラムの超がつくほどの未熟児だったということを実感させられました。2.19-1

母親が男の子を抱きながら、我が子が1年たってもわずか4500グラムという体重ではあっても大きくなったことに喜びを感じていたようで、私自身もやっと退院できる姿をメディアを通じて見せられた時はウルッときてしまいました。

超未熟児で生まれたその男の子は1年たってもわずか4500グラムという体重だといい、通常であれば4500グラムは生後2、3ヶ月くらいの体重だといいます。

鼻に酸素を送り込む管をつけている姿を見ると呼吸もままならない弱々しさを感じる男の子ですが、退院時には声を出したり普通の子供のように無邪気に手足を動かしたりするなど元気な姿を見せてくれました。しかしそんな姿からは想像もできないのですが、4回の消化管手術を乗り越えていたことには驚かされました。小さい体ながらも必死で生きようとする力を感じますし、改めて生命力の偉大さを知りました。

母親はそんな我が子を生後4、5カ月ころやっと初めて抱っこできたことに喜びを感じたそうです。当時を思い出し「これから成長を見守りたい」と語り、7歳のお姉ちゃんともその喜びを分かち合っていました。

退院するとはいえ男の子の人生はそこから始まるようなもので、現在は肺の機能が完全ではないようで退院後も在宅酸素療法などが必要のようです。いろんな病気や感染症が潜んでいるので、環境が変わったりした時が特に注意が必要です。できるだけ早く生活に厄介な酸素の管を鼻から外す時がくればいいと思います。

ダイエットが目的で生まれた赤ちゃんは未熟児になりやすい

さてここからは未熟児と妊娠中のお母さんのダイエットに関わる重大な問題をお伝えしなければなりません。

厚生労働省の調べによると、生まれたときの体重が2500g未満の未熟児が増えているといいます。その割合は年々増加し1980年度の10.4%に比べて2003年度には18.3%と2倍近くになっていることには驚きました。

未熟児で生まれる赤ちゃんが増えている理由は、妊娠中にも行っているお母さんの無理なダイエットが原因のひとつと産科医では見ているようです。

小さく産んで大きく育てるとは言いますが、未熟児で産むと赤ちゃんの体に障害が起こるリスクが伴うので、それを避けるためには無理なダイエットは避けるべきです。

一昔前であれば栄養が充分ではなかった時代がありました。そのころに妊娠した方に聞くと「栄養を摂るために2人分食べなさい」と言われてどんどん食べていたと言います。

しかし今は妊婦健診に行くたびに体重をチェックされ「体重増加は●kgまで」と厳しい制限もあるようで、そこまで言われたらダイエットしないわけにはいきませんよね。
体重増加を厳しくチェックするのはいいのですが、「栄養価のあるモノ」を食べて太るのと「脂肪を増やすためのモノ」を食べるのとでは体重増加の意味合いが違ってくるのですが、妊婦健診ではそのへんまでくい込んだ話はされているのでしょうか?

昔は妊娠中毒症と呼ばれていた妊娠高血圧症候群ですが、赤ちゃんが大きくなりすぎ出産時にリスクを伴う巨大児出産を防ぐために食べすぎによる体重増加は厳禁のようです。

妊娠前に標準の体重だった方の場合は、9~12kgの範囲での体重増加であれば、神経質にならなくてもよいとされます。

未熟児が増えた理由

なんでこんなに未熟児が増えたのか可能性をあげますと・・・

1.結婚適齢期が遅くなったことで高齢出産が増えたため
2.女性の社会進出により、婚期が遅くなることで出産が遅れるため
3.過剰な労働条件により疲労蓄積して心身ともに異変が起きているため
4.環境状態が悪くなる中で生活し神経過敏と精神の状態が低下するため
5.社会的な開放で飲酒喫煙が女性に増え悪い生活習慣が妊娠中に慢性化した
6.睡眠時間の減少、夜更かしが多いため
7.妊娠前の若年期に体形を気にしすぎ栄養不足になったため
8.有害物質などの環境ホルモンを体内に自然に取り込んだため
9.若年出産を希望しない為不妊治療を続けたため
10.妊娠中の過度なダイエット

これらが原因で未熟児が増えたと考えられます。逆を言えばこれらを改善すれば未熟児が減る可能性は大きくなると思います。

妊娠中の過度のダイエットで赤ちゃんが将来メタボになる!

先ほどはお母さんの過剰なダイエットは赤ちゃんが未熟児で産まれる可能性が高いと言ってきましたが、今度は未熟児で産まれた赤ちゃんが成人になった時の話で、妊娠中の過剰なダイエットは成人になって心筋梗塞・糖尿病・高血圧などの「生活習慣病」にかかる人が多いようです。

メタボは「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」のような「生活習慣病」と深く関係し、これらの病気は内臓脂肪蓄積により起こると言われています。

悪い生活習慣が続くと中年になってからメタボになると思われがちですが、実はもうすでにお腹の中の胎児期に低栄養状態であることが、生活習慣病のリスクになるメタボ発生の原因が作られているようです。

妊娠中の過剰なダイエットが、お腹の赤ちゃんの一生の健康を損ねてしまうことにつながっていたんです。これで妊娠中の方は過剰なダイエットはやめたくなったのではないでしょうか。

どうせダイエットするなら、妊娠中以外の時にジョギングして健康的に痩せた方が良いですよ^^

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