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梅干し嫌いは損をする!梅干しに含まれるクエン酸の特別な効果

普段梅の木の剪定を何気なくやっていますが、ウメには驚くべき効能がギッシリと詰まっていたんですね。

これからどんな効能があるのかをお伝えしていきます。

梅の木の剪定についてはこちら

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梅干しのメリット

梅干しの写真を見て、よだれが出てきた人は正常です^^

ここからは梅干しの効能について、そのメリットをあげてみます。

梅の栄養価は果物の中でも優れており、タンパク質や、カルシウム、カリウム、リン、鉄などのミネラルや、ビタミンA・B1・B2・Cだけでなく、ポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化成分も豊富に含まれています。

特に体に必要なミネラルの含有量はミカンやリンゴ、ブドウよりも多く、リンゴと比べるとカルシウムは4倍、鉄は6倍も多く含まれ、マグネシウムや亜鉛も梅の方が多いです。

梅はアルカリ性食品なのですが、血液やリンパの流れがよくなり抵抗力や免疫力がアップするので、梅を食べると病気になりにくい体質になるようです。

梅干しには、肝機能を強くするとされるピルビン酸という成分もあるので、お酒を飲む人に役立ちます。

梅干しに含まれるクエン酸のすごいメリット!

梅干しには疲労回復などに有効なクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸などの有機酸が豊富に含まれているので、栄養面から見るととんでもなく良いようです。

それだけでなく、血液中にコレステロールが溜まるのを抑えて酸素や栄養分の供給がスムーズになることで、老廃物の排出を促進し新陳代謝が活発になるので、腰痛や肩こりなどを緩和したり、老化防止にも役立ちます。

その中でも注目したいのがクエン酸です。

梅干しといえばクエン酸を思い出される方も多いと思いますが、全くその通りで梅干しに含まれているクエン酸には次のような効能があります。

クエン酸は、新陳代謝を促し体内の老廃物の排出を促進してくれるので、むくみの解消、美肌や老化防止なども期待できるので、気にされる方は摂った方がよいですがすっぱいイメージがありなかなか取り入れられていないようです。

また梅干しは、クエン酸により微生物の繁殖をおさえる作用があることから、殺菌や除菌効果に優れています。昔からおにぎりやお弁当には梅干しが定番でしたが、昔の人は知っていたのでしょうか。知らなくてもそのように言い伝えられてきたのでしょうか。先人の知恵には恐れ入ります。

梅を加熱したジャムや梅肉エキスなどの製品には、梅に含まれている糖とクエン酸が結合することで、血流をよくしたり血栓の予防や動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立つムメフラールという成分が作られます。

クエン酸は梅の酸味成分ですが、唾液の分泌を促して食欲を増進させてくれますし、胃液やその他の消化酵素の分泌を高めて消化吸収も助けてくれます。

梅に微量に含まれているピクリン酸は腸の働きを活発にし、便通の改善も期待できます。

梅の酸味成分でもあるクエン酸やリンゴ酸などの有機酸は、糖質の代謝を促し活性化させる働きがあるので栄養素をエネルギーに変える働きがスムーズになります。

クエン酸などの有機酸には、吸収率の低いカルシウムや鉄の吸収を促しカルシウムが骨から持ち出されるのを防ぐ働きがあり、体内でのカルシウム定着率が高まる可能性があるので、梅を毎日食べると成長期の子供や高齢者に優れた効果を発揮してくれます。

その他にも胆汁の働きを活発にし、食中毒の原因となる菌に対する効果も期待されており、十二指腸かいようの原因や胃がんとの関連性が高いピロリ菌の増殖を抑制する効果があるようです。

梅干しに含まれているクエン酸に関しては、こんなにたくさんの効能があるようですので、ぜひとも梅干しを食べてみて下さい。

梅干しのデメリット

散々梅干しのメリットを語ってきましたが、そんな梅干しにもデメリットはあるようです。

まず、梅干しといえば塩分が多い食べ物と知られていますが、塩分の摂りすぎは高血圧や腎臓疾患を引き起こしやすいです。最近では減塩の梅干しが売っていたりするのでそれを食べるようにしたほうが良いです。梅干しだけでなく塩分多めの物はなるべく避けるようにしましょう。

また、梅干しを食べ過ぎると、酸により歯が蝕まれて(むしばまれて)溶ける、酸蝕歯(さんしょくし)という状態になるようです。

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通常ですと人の歯は、「歯のミネラル成分が溶け出す」→「唾液に含まれるカルシウムなどがそれを修復する」というサイクルを繰り返して歯が形成されていくのですが、酸蝕歯になると梅干しや飲食物に含まれる酸が歯を溶かし、そのサイクルのバランスが崩れミネラル分が溶け出した状態が続きます。

そうするとどうなるのかというと、酸の影響を過剰に受けることで、酸が歯の表層のエナメル質を溶かすので、徐々に歯のつやが消え、歯がすり減ったり薄くなったり穴が開いたりします。

むし歯菌により歯が溶けるだけでなく、梅干しや飲料物の摂り過ぎで酸が多く出ることによっても歯が溶けるようですが、適度に食べるようにして食べ過ぎなければよいだけです。

お腹が弱い人は、梅干しを食べ過ぎると下痢をする事もあるようです。

なんでも程々に、ということなのでしょうね。

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