春なのでもう過ぎてしまいましたが、
来年の冬のために庭木の剪定についてお伝えします。
落葉樹に限りますが、冬の間に去年の伸びた枝や
込み合った枝を切っておくことをお勧めします。
剪定は暖かい時期に伸びた分を切るだけではありません。
冬の作業しだいで夏にうっとうしく思うかどうか決まるのです。
伸びたのを切ってさっぱりするのは気持ちがいいでしょうが、
暖かい時期に切るとまたすぐに伸びてしまいます。
この夏の時期、木々は活発に活動していますからね。
前にも言いましたが、私の家のモミジは冬にしか剪定していません。
去年にいたっては夏も冬もやりませんでした。
それでも、それほど伸びません。
夏に切れば切ったくらい、モミジが再生しようとしますから同じことなんですよ。
木は冬に冬眠中なので、特に落葉樹は結構強く切っても大丈夫です。
しかし、切り口はきれいに切ってあげて一応防腐剤は塗ってあげてくださいね。
葉が落ちているので、どの枝が込み合っているか
良くわかり、作業が楽なのも冬の時期の剪定のメリットです。
寒いのだけ我慢すればいいだけの話です。^^
冬にやっておけば、夏にそれほど切らなくても良いですよ。
ためしに来年の冬、天気がよい日に剪定してみてください。
次の夏、苦労しないで癒されるように。
これが冬の間の作業です。