アケビって山にあるものだから勝手に育つのではないか?と思われるようですが、山で自生するのとと庭植えではどうも勝手が違うようです。
庭で育てるにはある工夫が必要なようです。
アケビの種類にはどんなのがあるか?
普通、アケビといえば紫色の実を想像すると思いますが、日本に自生するアケビ科の植物はアケビ、ミツバアケビ、ムベの3種があります。
ゴヨウアケビは5枚の葉、ミツバアケビは3枚の葉、ムベは3~7枚の葉っぱがあります。
もっと細かく言えば、アケビには5種類があり、ミツバアケビにも2種類アケビがあるようです。
アケビの芽
アケビの蔓
この蔓が集められて・・・
きちんと束になり・・・
この蔓が加工されて籠などに変化するようです。
アケビの育て方
アケビは日向でも日陰でも強く育ちます。
実はアケビは受粉効率が良くないので、自然にまかせて育てても実は期待できないようです。
環境などにもよりますが、アケビの実は種から育てると10年くらい経たないと、
苗木を植えた場合は 3年以上経たないと、花は咲いても実が成らない傾向があります。
実はアケビの木に雌雄の区別はありませんが、花には雄花と雌花があるようです。
アケビはきれいな紫色の花がたくさん咲き、その後長い卵型の紫がかった実になります
たくさん咲く小ぶりな花は雄花、大ぶりなのが雌花、これらが受粉すると結実します。
自然にまかせて育てた場合だとほとんど実がつかない傾向があり、人工授粉が必要になります。
このことからも別の株があると結実しやすくなるみたいですが、単独でも実がつくこともあるようです。