今回は散歩していて気になったシダレザクラ?かな、この木を仮想剪定してもらおうと思います。
仮想剪定ってなんだ?
書籍に書かれていることやサイトに載っている切り方はウソというわけではありませんが、特にサイトに書かれていることは、どこかほかのサイトで仕入れた似たような情報ばかりなので、実践向きではありません。
このサイトに書かれていることも、深く教えなくても大丈夫だろうと判断していたため、今までは一般的な切り方に留めてありました。
そこでやめておけばよいものを、私の性格なのか、ちゃんと教えなくてはいけないという血が騒いだために、そのようなことを教える気持ちが沸き上がってきました。
人それぞれ価値観や学習状況にも違いがあるので、どこまで教えればよいのか?納得するまで教えなければいけないのか迷いましたが、とりあえず、私がここまで教えればわかるのではないかと判断したところまでにしようと思います。
本などを読んで知識を習得することはできるかもしれません。でも同じ木はこの世にないので、実際に現場で剪定を行うのはちょっと違う感じがおきると思います。
基本的なことは教えられても、実際に行なう剪定は違うかもしれないことから、ここでは、私が現地で撮ってきた写真を元に、どこを切ったらよいのか剪定の問題を出します。
その答えと、なぜそこで切らなければいけないのかというところまで教えます。
でも読んだだけでは何の得にもなりませんので、読んで終わり、答え合わせをして終わりにしないでください。
あなたならどのように切るかということをイメージして追及してほしいです。
剪定が上達したいのであれば、考えるところまでやってほしいです。
それが仮想剪定です。
写真を見て仮想剪定する
答え合わせはあとで行いますので、次の木を見て実際に切るとしたら、どこをどのように切ったらよいのか考えてみてください。
画像は4枚あります。
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よくわからない方は、シダレる木の習性を思い出していただけるとわかるかと思います。
シダレる木の場合、下に向かっている枝は、上に向かうことはないので不要ということです。
このシダレザクラはこのまま何もしないでいると枝が全部下に向かって伸びていきます。
シダレザクラだから枝が下に向かって伸びていくのはよいだろうと思われるかもしれませんが、実際にそのようになった木と、しっかりと管理されている木を比較すると、全く違う印象を受けるはずです。
では、何が違うのか?
それはふところの空間があるかないかそれだけの違いで見栄えは全く変わります。
さて、実際に、どこをどのように切ったらよいのか考えたら答え合わせをしてみてください。