サイトアイコン 庭木の剪定専門サイト

人気でおすすめの剪定ばさみの種類と価格|安物を1日に2本壊した失敗談と本当の選び方

はじめに:どの剪定ばさみを買えばいいかわからないならおの義一択です

「ホームセンターに行くとたくさんの剪定ばさみがあって、どれを選べばいいか全くわからない」
「安いものと高いものの違いはなんですか?」
「初心者でもわかりやすいものを教えてほしい」

剪定ばさみ選びに関するこういった悩みは非常に多いです。

剪定ばさみ選びで迷っている方のために、実際に22年以上使い続けているプロの庭師として、正直にお答えします。

散々いろいろな剪定ばさみを試しました。ホームセンターの格安品(4,000円)は1日で2本ともダメにしました。 それに対して「おの義」の剪定ばさみは22年使い続けてもガタひとつありません。予備で買っておいた1本は22年間使われることなく物置に眠っているほどです。

このページでは、剪定ばさみの正しい選び方・用途別のおすすめ・買ってはいけない剪定ばさみ・おの義の3本の具体的な商品・長く使い続けるためのお手入れ方法まで、剪定ばさみに関するすべてをお伝えします。

剪定ばさみの全体像:庭師が実際に使う3種類

■私がいつも使っている剪定ばさみ一式

この中で常に使っている剪定ばさみは3種類です。

この3本が揃っていないと仕事にならないというくらい、それぞれに用途があります。剪定ばさみを選ぶポイントは、要領よく無駄な時間をかけないように、その剪定しようとしている木を的確に手入れができる剪定ばさみを選ぶことです。

用途別の剪定ばさみ選び方:4つの場面に合わせて選ぶ

■場面①:松の剪定には「小型で刃の細いハサミ」

松の剪定をする場合は、小型で刃の先が細いハサミ(左)と枝を切る枝切りハサミ(右)の2本があれば良いです。よほどのことがない限り、小型で刃の先が細いハサミだけで間に合います。

 

 

刃先が細く軽くて小さく小回りがきくので、松だけでなく狭いところに生えた徒長枝などの細かい作業に向いています。バネ式なので力のない方でも疲れず使えます。

■場面②:モミジ・チャボヒバ・ツゲなどの仕上げには「刃の長いハサミ」

広くは刈らないけどモミジ程度の葉を刈る時は、刃の長いハサミが便利です。主に葉物を刈る剪定の場合はこの長い刃のハサミを使うと大きなところだけでなく細かいところまで剪定できます。

剪定例として、チャボヒバやツゲ・モミジ・ツツジ類、刈り込みばさみで大きく刈った後のきれいな仕上げに使うとよいです。

■場面③:ツツジ類など広く刈るには「刈り込みばさみ」

ツツジ類などの玉ものを刈る時に一番広く刈れる便利なハサミが刈り込みばさみです。

この刈り込みばさみはよく間違えられるのですが、本来は枝を切るのではなく葉を広く刈るハサミです。太い枝を切る時に切れないからと間違ってグリグリと枝を挟んだまま刃を回してしまうと、刃は簡単にボロボロに欠けてしまうので気をつけてください。

刈り込みばさみを選ぶ際に気をつけることは、重いものは腕や肩が疲れるのでできるだけ軽いものを選んだほうが良いです。

■場面④:太い枝を切るには「大型の枝切りハサミ」

刃が大きい枝切り用の剪定ばさみは、太い枝でもスパスパ切れます。

私が使っているのは普通サイズよりも大型のものです(奥が私のもの、手前が普通サイズ)。刃が大きいこのハサミを使うと太い枝もかなり簡単に切れます。握る部分も大きく広いので、手が小さい方は苦労するかもしれません。

絶対に買ってはいけない剪定ばさみ:「安物1日で2本ダメにした」実体験

■ホームセンターの片手刈り込みバサミは完全にNG

ホームセンターで売っている刃の長いタイプの片手刈り込みばさみは間違っても購入してはいけないです。このハサミを2本とも1日でダメにしてしまいました。たしか4,000円くらいだったと思います。

どこが壊れたのかというと、新品で購入して使っているうちにネジが緩み出しました。すると刃が交差するようになり、刃がお互いに噛み合い刃が欠けて使い物にならなくなりました。この2本とも1日でだめにしました。大量生産で作っているホームセンターの精度の悪い剪定ばさみは買うもんじゃないと思いましたね。

■1日でダメになる格安品 vs 22年使い続けられるおの義

その経験からちょっと高くても(当時8,000円くらい)手作りで鍛造で造られている剪定ばさみの方が絶対に良いと気づきました。

これは1本で22年使っているハサミですが、全くガタなどありません。ホームセンターのものと形は同じように見えるかもしれませんが造りは全く違います。

4,000円のハサミが1日でダメになり、8,000円のハサミが22年以上現役・どちらがお得かは明らかです。

■「初心者だから安くていい」は大きな間違い

剪定するなら道具からとよく言われるように、始めたばかりだからなんでもいい・初心者でよくわからないからと言って道具代にお金をかけないといつまでたっても上手くなりません。造園会社に入った時に同じことを言われましたが、今はその意味がよくわかります。

剪定で苦労したくなかったら、用途に合わせた剪定ばさみの選び方を間違わないようにすることです。

おすすめの道具:プロが22年使い続けるおの義の3本を詳しく紹介

■おの義とはどんなメーカーか

おの義(おのよし)は兵庫県三木市・日本最古の金物の町で、職人が1本1本鍛錬して手作りで造り上げている剪定ばさみのメーカーです。「おの義」の本物の証である刻印が刻んであります。

22年使ってもガタひとつない理由は、おの義の剪定ばさみを作る職人さんが1本1本鍛錬して手作りで造り上げているからだと思っています。日本最古の金物の町兵庫県三木で作られた剪定ばさみなので歴史も信頼もあります。

■おすすめ①:おの義 芽切鋏 7インチ 180mm 金止(松の剪定に最適)

松の剪定をする時に最適な剪定ばさみです。

刃先が細く小回りがきくので、松のみどり摘み・もみあげ・細かい枝の整理まで、松剪定のすべての作業に使えます。バネ式なので力のない方でも疲れず使えます。松の剪定をするなら間違いなくこのハサミです。

■おすすめ②:おの義 B型剪定鋏 180mm 金止(太い枝の切除に最適)

太い枝を切る時に最適な剪定ばさみです。

普通サイズより大型のタイプは刃が大きいため、太い枝でもスパスパ切れます。枝元からの間引き剪定・古い太い枝の切除・強剪定時の作業に最適です。

■おすすめ③:おの義 片手刈込鋏 ガード付き金止(葉の刈り込みに最適)

刈り込みバサミのように広く葉っぱを切る時に最適な剪定ばさみです。

「ガード付き」と「ガード無し」がありますが、刃が長くけっこう落とすことがありますのでガード付きがあると大変便利です。これも22年使い続けているハサミで、全くガタがきていません。

この3本があれば、松から一般的な庭木まで、すべての剪定作業に対応できます。

道具選びの失敗リカバリー:「もう買ってしまった」時の対処法

■格安品を買ってしまった場合

すでにホームセンターの格安品を購入してしまった場合でも、今すぐ買い直す必要はありません。使ってみて「ネジが緩んできた」「刃が欠けてきた」「切れ味がすぐに落ちる」という症状が出たら、その時が買い替えのタイミングです。

長期的に見るとおの義の3本セットへの投資が最も経済的です。「安物買いの銭失い」は道具選びでは特に当てはまります。

■格安品の刃が欠けてしまった場合

格安品の刃が欠けてしまった場合、修復は難しいことが多いです。軽い欠けなら砥石の荒い面で修復を試みてください。深い欠けは修復不可能なことがほとんどです。この機会におの義の良いハサミに買い直すことをおすすめします。

道具を長く使うためのお手入れ方法

■使用後の基本的なお手入れ

どんなに良いハサミでもお手入れを怠れば寿命が短くなります。使用後は刃に付いた樹液・ヤニ・汚れをウエスで拭き取り、薄く油(椿油・マシン油等)を塗ります。

■切れ味が落ちたらまず「裏面のヤニ」を確認

「切れなくなった」と感じたら、まず刃の裏面を確認してください。ヤニが溜まっていたら砥石で取り除くことで多くの場合切れ味が戻ります。表の刃先を研ぐのは月1回程度で十分です。

研ぎ直しが必要になった場合は専門店への依頼をおすすめします。

プロのホンネ:自分でやる限界と業者に頼む目安

良い道具を揃えても、作業環境によっては自分での作業に限界があります。樹高が3mを超える場合は転落リスクがあり、専門業者への依頼をおすすめします。大型の生垣・多数の庭木がある場合も電動ヘッジトリマーを使う専門業者の方が効率的です。

よくある質問Q&A

Q. 剪定ばさみは高いものと安いもので何が違いますか?

A. 最大の違いは「精度」と「耐久性」です。格安品はネジの精度が低く、使っているうちにネジが緩んで刃が欠けます(実際に1日で2本ダメにしました)。おの義などの鍛造品は1本1本手作りで精度が高く、22年使い続けてもガタひとつありません。

Q. まず1本だけ買うとしたら何をおすすめしますか?

A. おの義の芽切鋏(小型バネ式)をおすすめします。松の細かい作業から2cm程度の太い枝まで対応でき、最も汎用性が高い1本です。これを使って剪定に慣れてから、必要に応じて残りの2本を追加していくのが賢い順序です。

Q. おの義の剪定ばさみはどこで買えますか?

A. 専門の園芸店・造園用品店・インターネット通販(楽天市場等)で購入できます。大量生産ではなく1本1本手造りなので在庫がない場合もあります。

Q. 刈り込みばさみで太い枝を切ってはいけませんか?

A. 刈り込みばさみは葉を広く刈るためのハサミで、太い枝を切る用途には適していません。太い枝を切ろうとすると刃が欠けてしまいます。太い枝は必ず枝切りハサミを使ってください。

Q. 予算はどのくらい見ておけばいいですか?

A. おの義の3本を揃える場合、合計で3万円前後を見ておくとよいです。高く感じるかもしれませんが、22年以上使い続けられることを考えれば非常に割安です。格安品を何度も買い直すよりトータルコストが大幅に安くなります。

結論として、剪定ばさみはおの義の3本セット(芽切鋏・B型剪定鋏・片手刈込鋏)が最もおすすめです。「安物買いの銭失い」を経験した庭師として、最初から良い道具を選ぶことが上達への一番の近道だと断言します。良い道具を揃えてあなたの剪定に役立ててください。

剪定ばさみのタイプ別使い方|プロが実際に使う3本の選び方・使い分け・お手入れ完全ガイド

剪定ばさみの用途に合わせた間違わない選び方|「安物は1日でダメになった」プロが22年使い続けるハサミの真実

剪定ばさみが切れない!研ぎ方の誤解を図解で解説|「表の刃を研いでも切れない」が9割の誤解の正体とプロの正しいお手入れ完全ガイド

モバイルバージョンを終了