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ネズミモチの剪定方法と剪定時期

ネズミモチは、モクセイ科の常緑中木で、花の咲く時期は6月頃で香りがよいです。

ネズミモチの実は、10月から11月頃にネズミの糞のような黒っぽい小粒の実が成ります。

ここではネズミモチの剪定方法と剪定時期について解説します。

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ネズミモチってどんな木?

ネズミモチの名前は、果実がネズミの糞によく似ていることから、そして葉がモチノキに似ていることからつけられました。

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そのネズミの糞によく似た果実は、不老長寿の生薬とされているようですが、飲むのは微妙な感じがしますね!

中国ではこれを「女貞子(じょていし)」とい呼び、熟した果実を乾燥させると不老長寿の生薬となるようです。滋養強壮などの効能があり、胃腸を元気にさせ五臓を穏やかにしたりするため、どんな病気でも治してくれるようです。

ネズミモチは、生長が早い木で萌芽力も強いので、強い剪定や刈り込みにも耐えられます。幹は直立し、葉は濃い緑色、枝葉は柔らかいので生け垣としても扱いやすいです。

庭木としての用途は、広い庭では外周に植えて目隠しとしたり、庭の要所にも植えます。また刈り込み物として生け垣や寄せ植えとしても用いられています。若木の間はほとんど手入れを必要としませんが、ある程度大きくなった成木では剪定で一定の姿を保っていく必要があります。

ネズミモチの剪定時期はいつが良いか?

ネズミモチの通常の剪定時期ですが、ネズミモチは生長の早い木なので4月から5月と、9月から10月ころがよく、毎年この時期に定期的に剪定を行なうとよいです。

生け垣などにしていて刈り込みをする場合は、5月から6月ころと、9月から10月の年2回刈り込んで姿を整えるとよいです。

ネズミモチの剪定方法について

通常行なう剪定はあらかじめ定めた樹幹のラインから飛び出している枝を切り戻します。その際ほかの木と同様に樹形内部の枯れ枝や不要枝、込みすぎた枝の間引きも同様に行ないます。

刈り込む場合の剪定は、これも5月から6月ころと、9月から10月の年2回刈り込んで姿を整えます。初めに徒長枝や樹形内部の不要枝を間引いて、次に枝先の刈り込みを行なうと効率が良いです。枝先部分を強く刈り込むと徒長枝が多く発生する習性があります。

もしも、刈り込みのもとして育てたものが放置されて、だいぶ伸びすぎてしまい樹形が乱れた場合は、3月から4月ころ古い枝の部分を刈り込んで元の姿に修正してやるとよいです。刈り込んだ部分は枝葉が少なくなってしまい空間ができて見苦しくなりますが、萌芽力が旺盛な木なので1年ですぐ回復します。

ネズミモチの花を見て実を取るための剪定時期はいつが良いか?

ネズミモチは当年枝(今年これから伸びる枝)の先に、6月ころに長さ10~20cmの大形の円錐花序をだし、たくさんの白い小さな花をつけます。

花が6~7月に枝の先端に咲くので、その前までに伸びた枝先に花芽ができるということです。
もしもその前の葉が伸びた5月ころに剪定をしてしまうと、花芽を切ってしまうことになり花は咲かなくなります。

なので、ネズミモチの花と実を見るための剪定時期は、当年枝が伸びる前に剪定しておかなければいけません。具体的には、実が終わった直後の10月頃が無難な所、最悪は葉っぱが出る前の4月頃までの間が良いです。

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