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ウバメガシの剪定方法と剪定時期

ウバメガシはブナ科の常緑中木で高さが3mになります。

暖地に自生するため日当たりを好み剪定や刈り込みにもよく耐えることから、よく生垣にされています。

ここではウバメガシの剪定方法と剪定時期について解説します。

5.2c

ウバメガシの剪定時期

ウバメガシの刈り込みの適期は、春の新芽の伸びが止まる6月ころから
徒長した枝が姿を乱す9月ころまでが良いと思います。

寒くなる頃の 11月~3月の冬期の剪定は避けたほうがよいです。

刈り込むことで枝はよく伸び徒長枝を多く出しますが、
年2、3回刈り込んでおけば一年を通して整った姿を楽むことができます。

花の咲く時期は5月ころです。

5.2a

5.2d

ウバメガシの剪定方法

ウバメガシは材が固いことが特徴の木なので、備長炭として利用されています。

ウバメガシは、萌芽力が強く成長力も旺盛なので
庭木として扱う時は刈り込み物として生垣など用いられます。

カシの仲間は徒長して枝先がどんどん外へ広がり
ふところ枝が枯れていく傾向が強いため
剪定しないでいると乱れた姿になってしまいます。

そこで枯れ枝になる前に早めに手入れをして樹形を整えるようにするとよいです。

ウバメガシの剪定方法の手順は、刈り込み作業をする場合、
刈り込む前に木全体をよく観察してから、骨格となる枝を残して、
枯れ枝、逆さ枝、徒長枝を剪定バサミで間引いたり全体の枝づくりをします。

間引き後は、かすかに向こう側が見える程度にしておくと
日照や通風もよく幹や枝の美しさも楽しむことができます。

材質が硬いので徒長した太い枝や育ちすぎた枝は、
刈り込みバサミでは太刀打ちできませんので、
事前に剪定バサミで間引きしておかないといけません。

大きくなりすぎた木では、剪定バサミを使って
切り詰めて仕上げる場合の方が多いかもしれません。

間引き剪定をした後に仕上げで樹冠を刈りそろえます。

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