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マンリョウの剪定方法と剪定時期

マンリョウは庭園の下草として昔から好まれる縁起物の木です。

特に落葉樹の下によく植えられていて冬の間、葉のない時期の情景として緑と赤い果実を楽しむことができ、その際立つ姿は色鮮やかです。

ここではマンリョウの剪定方法と剪定時期について解説します。

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マンリョウの特徴

マンリョウはヤブコウジ科の常緑小低木で、日本と台湾が原産地のようです。

マンリョウは正月の縁起の良い木として、ナンテンやセンリョウなどと
同様に床の間の飾り物として欠かせないものです。

夏に目立たないくらいの白い小花を咲かせ、
晩秋には直径1cmに満たない程度の果樹が真っ赤に熟します。

苔庭や露地を好み大木の根元や庭石によく調和することから
庭園の下草にも好んで植えつけられてきました。

マンリョウの剪定時期

マンリョウの花芽のつき方は、初夏に葉の下から発生する
短い枝に花芽がつき翌年の夏に開花し結実します。

マンリョウは 6月ころに花を咲かせますので
剪定時期としては花が終わった7月すぎ頃がよいと思います。

しかしそれほど伸びる木ではなくほとんど剪定の必要がない木です。

マンリョウの剪定方法

マンリョウは半日陰の場所が適していて、
日当りが良すぎたり悪すぎるところでは実つきが悪くなるようです。

実が落ちて自然に発芽するので、
数本植えつける時は間隔を取っておくとよいでしょう。

幹がまっすぐに伸びて途中から枝分かれしない性質なので
数年経つと根元が空いてしまう傾向があります。

その場合は思い切って枝を 5cm残して切り戻したり、
左右に苗木を植えてバランスを取るとよいです。

マンリョウの剪定方法ですが、特に剪定の必要はなく
自然のそのままの樹形を生かすようにします。

枝が少ないので寄せ植えにしてもよいかもしれません。

樹高が伸びすぎて下葉のない姿がアンバランスになったら、
思い切って 5cm残して幹を適当な高さに切り詰めるのがポイントで
4月中旬から5月上旬であれば簡単に芽吹いてきます。

寒さの厳しい地方や植え付けした年はワラボッチなどの霜除けするとよいです。

センリョウとマンリョウの違い

センリョウとマンリョウはややこしくて良く間違われるようですが、
その大きな違いと言えば、

センリョウは実が葉より上に高くつき、
マンリョウは実が葉の陰にかくれるように下につきます。

センリョウ
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マンリョウ
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