はじめに|冬の剪定で「いつ切ればいいの」と迷っていませんか
冬は、一年の中で最も多くの樹木を剪定できる、剪定の「本番シーズン」ですので、この時期にまとめて手入れをすれば、取りこぼしがありません。
なぜ冬が本番なのかというと、多くの木がこの時期に葉を落として活動を休んでおり、枝を切られても負担が少なく、枝ぶりもはっきり見えて作業しやすいからです。たとえるなら、木がぐっすり眠っている間に、そっと手入れをしてあげるようなものです。起きて活発に動いているときより、ずっと体への負担が少なく、しかも葉がないぶん「どこを切ればいいか」がまる見えなので、初心者の方でも判断しやすいのです。
具体的にお話しすると、私のところにも「うちの木は、いつ切ればいいのかわからない」という相談がたくさん寄せられます。実は、庭木の多くは「冬」に切るのが正解です。ウメ、モミジ、サルスベリ、アジサイ、バラ、カキ、フジ……数え上げればきりがないほど、多くの木が冬剪定に向いています。ところが、「どの木が冬でいいのか」が一覧になっていないために、時期を逃したり、切ってはいけない時期に切ってしまったりする方が、とても多いのです。
そこでこの記事では、冬に剪定する樹木を150種類以上、「あいうえお順」の一覧にまとめ、画像でダウンロードできるようにしました。この一覧を見れば、「うちのあの木は冬でいいんだ」と、ひと目で確認できます。さらに、冬に剪定する木の特徴や、具体的な切り方、失敗したときの対処法まで、丁寧にお伝えします。この1本を読んでいただければ、冬の剪定で迷うことは、ほとんどなくなるはずです。どうぞ最後までお付き合いください。
冬に剪定する樹木の特徴|なぜこれらの木は冬なのか
冬に剪定する樹木の多くは、秋から冬にかけて葉を落とす「落葉樹(らくようじゅ)」で、葉を落として休んでいる間が、切るのに最適だからです。
なぜ落葉樹が冬剪定に向くのかというと、葉を落とすということは、木が活動を止めて休眠(きゅうみん=冬眠のような状態)に入っているサインだからです。この休んでいる時期は、枝を切っても木がほとんど痛みを感じず、栄養の流れも止まっているので、切り口から余計な養分が流れ出す心配も少ないのです。人間でいえば、体を休めているときに、そっと爪を切ってあげるようなイメージです。
具体的に、冬に剪定する代表的な木を、タイプ別に見てみましょう。
■花を楽しむ落葉樹|ウメ・モモ・サルスベリなど
ウメやモモ、ハナミズキ、サルスベリ、ムクゲ、フジといった、花を楽しむ落葉樹の多くが、冬剪定の代表です。たとえばウメは、葉を落とした冬に、混み合った枝や上に伸びすぎた枝を整理します。冬に切ることで、春にきれいな花を咲かせる準備が整います。サルスベリは、冬に思い切って太い枝を切り詰める「こぶ仕立て」にすると、夏に立派な花を咲かせます。ただし、同じ花木でも、アジサイのように「花のあとすぐ」が基本のものもあるので、そこは一覧で確認してください。
■実を楽しむ落葉果樹|カキ・クリ・ブドウなど
カキ、クリ、ブドウ、イチジク、ウメ(実梅)、ブルーベリーといった、実を楽しむ落葉果樹も、冬剪定が基本です。たとえばカキは、冬に混み合った枝や内向きの枝を整理し、日当たりと風通しをよくすることで、翌年の実つきがよくなります。ブドウは、冬の休眠期に前年の枝を短く切り詰めることで、よい実をならせます。果樹は、冬の剪定が収穫を左右する、大切な作業です。
■紅葉や樹形を楽しむ落葉樹|モミジ・ケヤキなど
モミジ(カエデ)、ケヤキ、エノキ、アオギリ、シラカバといった、紅葉や枝ぶりを楽しむ落葉樹も、冬に手入れします。たとえばモミジは、葉を落とした冬に、込み合った細い枝を透かして、繊細な枝ぶりを整えます。ただしモミジは、樹液が動き出す早春(2月~4月)に切ると切り口から水が止まらなくなるので、その前の12月~1月に済ませるのがコツです。この「同じ冬でも早めに」という細かな違いも、木によってあります。
■落葉するツル性の木|フジ・ノウゼンカズラなど
フジ、ノウゼンカズラ、アケビといった、落葉するツル性の木も、冬に整理します。フジは、冬に長く伸びたツルを整理し、花芽のついた短い枝を残すことで、春に見事な花房を垂らします。
■一部の常緑樹や落葉低木も
冬剪定は落葉樹が中心ですが、バラ(冬の休眠期に強剪定)、アジサイの一部、コデマリやユキヤナギなどの落葉低木も、種類やタイミングによって冬に手入れします。一方で、マツなどの常緑針葉樹の「もみあげ」も、広い意味で冬の手入れに含めることがあります。ただし、多くの常緑樹(サザンカ、ツバキ、キンモクセイなど)は、寒さで傷むので、冬の強剪定は避け、春や秋に手入れするのが基本です。この「常緑樹は冬を避ける」という点も、覚えておくと失敗を防げます。
このように、冬に剪定する木は「落葉樹が中心」と覚え、詳しくは次にお渡しする一覧で確認するのが、取りこぼしを防ぐ確実な方法です。
冬に剪定する樹木150種類以上の一覧【ダウンロードできます】
冬に剪定する樹木を、150種類以上、「あいうえお順」に一覧にまとめました。画像としてダウンロードできますので、印刷して庭での作業のお供にしてください。
この一覧を手元に置いておけば、「うちのあの木は冬でいいのかな」と迷ったとき、すぐに確認できます。取りこぼしなく、冬の剪定を進められます。
この続きを読み終わった頃に一覧表の画像をお渡できます。まず記事本文を最後まで読み進めてください。
剪定時期について|同じ冬でも「早い冬」と「遅い冬」がある
冬の剪定は「12月~2月」が基本ですが、木によって「早めの冬がよいもの」と「遅めの冬がよいもの」があるので、その違いを知っておくと失敗しません。
なぜ違いがあるのかというと、木にはそれぞれ、花芽のできる時期や、樹液の動き出す時期に違いがあるからです。同じ「冬」とひとくくりにせず、少しだけ木の都合に合わせてあげると、より上手に手入れできます。
■早めの冬(12月~1月)がよい木
モミジやカエデのように、樹液の多い木は、早めの冬に済ませます。理由は、2月を過ぎて暖かくなると、根から枝へと樹液が勢いよく上がり始め、切り口から水が止まらなくなってしまうからです。「そろそろ暖かくなってきたから」と2月以降に切るのは、モミジ類では失敗のもとです。葉が落ちてすぐの12月~1月に済ませましょう。
■遅めの冬~早春(2月~3月)がよい木
バラやブドウ、サルスベリなどは、真冬の最も寒い時期を避け、少し寒さがゆるむ2月ごろに剪定するのがおすすめです。あまり早く切ると、切り口が真冬の厳しい寒さで傷むことがあるからです。厳寒期を少し過ぎた、寒さがやわらぐころが安心です。
■厳寒期(1月の最も寒い時期)は避けたほうがよい場合も
地域にもよりますが、雪が積もって凍りつくような、1月の最も寒い時期は、切り口が傷みやすいので、強い剪定は避けたほうが無難な木もあります。特に寒冷地では、厳寒期を避け、少し寒さがゆるんでから作業するとよいでしょう。
まとめますと、冬剪定は「12月~2月が基本、樹液の多いモミジ類は早め、バラやブドウは寒さがゆるむ2月ごろ」と覚えておくと、より確実です。
具体的な冬の剪定方法|基本の切り方と樹種別のコツ
冬の剪定は、「いらない枝を見分けて、付け根から抜く」という基本を押さえれば、どんな木でも失敗なく進められます。
その理由は、葉のない冬は枝の形がはっきり見えるので、「切るべき枝」を見分けやすく、基本さえ知っていれば応用がきくからです。まずは共通の基本を、そのあと代表的な木のコツをお伝えします。
■まず「切るべき枝」を見分ける(共通の基本)
冬にまず切ってよいのは、どんな木でも共通で、次のような枝です。枯れている枝、内側に向かって伸びている枝、ほかの枝と交差してこすれている枝、真上に勢いよく伸びた枝(徒長枝=とちょうし)、根元から出たひこばえ、幹の途中から出た細い枝です。これらは「木の栄養を無駄に使う枝」や「風通しを悪くする枝」です。これらを付け根から抜くだけで、木全体がすっきりし、風通しもよくなります。まずはこの「いらない枝抜き」が、冬剪定の第一歩です。
■枝を切るときの基本のコツ
枝を切るときは、枝の付け根、幹から少しふくらんだ部分のすぐ外側で切ります。太い枝を切るときは、いきなり上から切ると枝の重みで樹皮がベリッと裂けてしまうので、まず枝の下側から少し切り込みを入れ、それから上から切り落とすと、きれいに切れます。太い切り口には、癒合剤(ゆごうざい=傷口を守る薬)を塗っておくと、雑菌や害虫の侵入を防げて安心です。
■樹種別のコツ|ウメの場合
ウメは、冬に「上に強く伸びた徒長枝」を切り、花芽のついた短い枝を残すのがコツです。ウメの花芽は、短い枝(短果枝=たんかし)につきやすいので、勢いよく上に伸びた長い枝を切り、短い枝を残すと、春にたくさんの花が咲きます。「梅切らぬ馬鹿」ということわざがあるほど、ウメは冬にしっかり切ってよい木です。
■樹種別のコツ|サルスベリの場合
サルスベリは、冬に、前年に伸びた枝を、決まった位置(こぶのできる場所)で毎年切り詰める「こぶ仕立て」が有名です。強く切り詰めることで、そこから伸びた新しい枝の先に、夏、大きな花房をつけます。思い切って切ってよい木の代表です。
■樹種別のコツ|モミジの場合
モミジは、冬に、込み合った細い枝を付け根から抜く「透かし剪定」をします。太い枝は切らず、細い枝を抜いて、向こうが透けて見えるくらいに風を通すと、繊細で美しい姿になります。前にお伝えしたように、樹液が動く前の12月~1月に済ませるのがコツです。
■樹種別のコツ|カキなどの果樹の場合
カキやリンゴなどの果樹は、冬に、混み合った枝や内向きの枝、真上に伸びた枝を整理して、日当たりと風通しをよくします。実は、日光がよく当たる枝につきやすいので、木の内側まで日が入るように整えることが、翌年の豊作につながります。
失敗した時のリカバリー方法
冬の剪定で失敗しても、多くの木は丈夫なので、あわてず正しく対処すれば、たいてい春には回復しますので安心してください。
なぜなら、冬に剪定する落葉樹の多くは生命力が強く、少しくらいの切りすぎなら、春の芽吹きで取り戻してくれるからです。大切なのは、失敗したあとの落ち着いた対応です。
■切りすぎて丸坊主にしてしまった場合
うっかり切りすぎて枝が少なくなっても、多くの落葉樹は、春になれば幹や枝の途中から新しい芽を出してきます。まずはあわてず見守ってください。このとき、「肥料をあげて元気にさせよう」とあわてないことが大切です。弱った木に急に肥料をあげると、かえって根を傷めます。まずは様子を見て、春に芽が出てきたら、その中から元気な芽を残して整えていけば、数年で自然な姿に戻ります。
■樹液が止まらなくなった場合(モミジなど)
モミジなどを、うっかり時期が遅れて切ってしまい、切り口から樹液がポタポタ止まらなくなった場合は、切り口に癒合剤を塗って、ふたをするように保護します。少量なら、やがて自然に止まります。来年からは、樹液の動く前の12月~1月に切るようにしましょう。
■花芽を切ってしまって花が咲かなくなった場合
花芽を切ってしまい、その年の花が減っても、木そのものは元気なことがほとんどです。ただ花芽を切っただけなので、来年、正しい時期に正しく剪定すれば、また花が咲きます。一年お休みするだけだと思って、来年に期待しましょう。
■常緑樹を冬に切って傷めてしまった場合
「冬に切ってはいけない常緑樹を、うっかり強く切ってしまった」という場合は、寒さで切り口や葉が傷まないよう、寒風から守ってあげてください。暖かくなれば新芽が出てきます。今後は、常緑樹は春や秋に手入れするようにしましょう。
冬の剪定と病害虫対策|冬こそ予防のチャンス
冬の剪定は、じつは病害虫を防ぐ絶好のチャンスで、この時期に手を打っておくと、春からの被害をぐっと減らせます。
その理由は、多くの害虫や病気の菌が、冬の間、枝や幹、落ち葉の中で、卵やさなぎ、菌の形で冬を越しているからです。冬に剪定して風通しをよくし、あわせて越冬中の害虫を取り除いておけば、春に一斉に発生するのを防げるのです。冬は、いわば「敵が眠っている間に対策できる」ありがたい季節です。
■越冬する害虫を見つけて取り除く
冬に枝を見ると、カイガラムシ(白いロウ状のもの)が枝についていたり、カマキリや蛾(が)の卵のかたまりが枝についていたりします。これらを剪定のついでに取り除いておくと、春の発生を減らせます。特にカイガラムシは、冬のうちに古い歯ブラシなどでこすり落としておくと効果的です。
■込み合った枝を切って風通しをよくする
多くの病害虫は、風通しの悪いジメジメした環境を好みます。冬に込み合った枝を整理して、風と光がよく通るようにしておくことが、春からの病害虫予防の基本です。冬の剪定そのものが、いちばんの病害虫対策なのです。
■落ち葉や傷んだ実を片づける
木の根元に、病気の菌がついた落ち葉や、傷んで落ちた実が残っていると、そこから翌年、病気が広がることがあります。冬のうちに、木の周りの落ち葉や、落ちた実を掃除して、清潔にしておきましょう。これも立派な病害虫対策です。
■早期発見のサイン
冬の作業中に、枝に白いロウ状のもの(カイガラムシ)、卵のかたまり、幹の穴や木くず(テッポウムシ=カミキリムシの幼虫)などを見つけたら、それが害虫のサインです。見つけしだい、取り除いたり、穴に薬を入れたりして対処しておきましょう。
冬の剪定におすすめの道具
冬の剪定では、細い枝用の「剪定バサミ」、生垣用の「刈り込みバサミ」、太い枝用の「ノコギリ」の3つをそろえておけば、ほとんどの木に対応できます。
道具にこだわる理由は、切れ味の悪い道具で切ると、切り口がつぶれてギザギザになり、そこから木が傷んだり病気が入ったりしやすくなるからです。よく切れる道具でスパッと切った切り口は治りが早く、木にやさしいのです。料理で、よく切れる包丁を使うと食材が傷まないのと同じ理屈です。
■細い枝には剪定バサミ
指くらいの太さまでの枝は、剪定バサミで切ります。剪定バサミは冬の剪定で最も多く使う道具ですから、切れ味がよく、手になじむものを選びたいところです。私が長年使っていて自信を持っておすすめできるのは「おの義」の剪定バサミです。切れ味がよく丈夫で、長く使えますので、一本良いものを持っておくと冬の作業がぐっと楽になります。
■生垣や刈り込みには刈り込みバサミ
生垣の表面を刈りそろえたり、広い面を整えたりするには、刈り込みバサミを使います。こちらも「おの義」の刈り込みバサミが、切れ味と丈夫さの面で自信を持っておすすめできます。
■太い枝にはノコギリ
剪定バサミでは切れない太い枝には、剪定用のノコギリを使います。園芸用のノコギリは引くときに切れるようにできていますので、力を入れず、引く動作でリズムよく切るときれいに切れます。冬は太い枝を切る機会も多いので、よく切れるノコギリを一本持っておくと安心です。
■作業後の道具の手入れも忘れずに
道具は使ったあとの手入れが、長持ちさせる秘訣です。剪定バサミやノコギリは、使い終わったら樹液や汚れを布でふき取り、薄く油を塗っておきます。樹液をつけたまま放っておくとサビや切れ味の低下の原因になります。また、病気の木を切ったハサミをそのまま別の木に使うと、病気をうつしてしまうことがあります。気になるときは、消毒用アルコールで刃をふいてから次の木に移ると安心です。
切った枝の処分とご近所マナー
冬の剪定で出た枝は、短く切って束ねれば、多くの自治体で燃えるゴミとして安く処分できます。冬はまとめて切るので量が多く出やすく、コツを知っておくと楽です。
なぜこの話をするかというと、剪定そのものより「切ったあとのゴミ処理」で困る方がとても多いからです。特に冬は、一年分の剪定をまとめておこなうことが多く、大量の枝が出ます。せっかくきれいに剪定できても、ゴミの処分に手間取ると、剪定そのものがおっくうになってしまいます。
■ラクに安く処分するコツ
枝を自治体のゴミに出すときは、まず指定の長さ(多くは50センチ程度)に切りそろえます。太い枝はノコギリで、細い枝は剪定バサミで、パチパチと短くしていきます。面倒がらずに短くしておくと、あとがぐっと楽になります。短くした枝は、ビニールひもで十文字にギュッと縛ると、かさばらず運びやすくなります。冬は落ち葉がないぶん、枝だけなので比較的まとめやすいのが利点です。量が多い場合は、何回かに分けて出すか、自治体のクリーンセンターへ直接持ち込むと、安く処分できることもあります。お住まいの地域でルールが違いますので、一度確認しておくと安心です。
■お隣にはみ出した枝の扱い
冬は葉が落ちて枝がよく見えるので、お隣にはみ出した枝も見つけやすい季節です。はみ出した枝は、トラブルになる前に、この機会に整理しておくのが一番です。もしお隣の敷地にはみ出している場合は、勝手に切る前に、まずお隣に一声かけるのがマナーです。「枝がはみ出してご迷惑をおかけしています、切らせていただきます」とひと言伝えるだけで、相手の印象はまったく違います。冬は、こうしたご近所への気配りも含めて、庭を整える絶好の機会です。
よくある質問Q&A
最後に、冬の剪定についてよくいただく質問にお答えします。
Q. なぜ多くの木を冬に剪定するのですか?
A. 多くの木が冬に葉を落として休んでいて、枝を切っても負担が少ないからです。また、葉がないので枝ぶりがよく見え、どこを切ればよいか判断しやすいのも理由です。冬は剪定の本番シーズンです。
Q. どんな木でも冬に切っていいのですか?
A. いいえ。落葉樹の多くは冬でよいですが、常緑樹(サザンカ、ツバキ、キンモクセイなど)は寒さで傷むので、冬の強剪定は避けます。また、アジサイのように「花のあとすぐ」が基本の木もあります。一覧で確認するのが確実です。
Q. 冬ならいつでも同じですか?
A. 少し違います。モミジなど樹液の多い木は、暖かくなる前の12月~1月に。バラやブドウは、厳寒期を避けた2月ごろに。多くの木は12月~2月が基本です。木に合わせて時期を選ぶと、より上手にいきます。
Q. 切りすぎてしまいました。枯れませんか?
A. 冬に切る落葉樹の多くは丈夫なので、切りすぎてもまず枯れません。春に新しい芽を出して回復します。あわてて肥料をあげず、水やりをして見守ってください。
Q. 花が咲かなくなるのが心配です。
A. 木によって花芽のつく場所が違うので、心配な木は、切る前に一覧やその木の記事で花芽の位置を確認しましょう。ウメのように「勢いのよい長い枝を切り、短い枝を残す」など、木ごとのコツがあります。
Q. 常緑樹を冬に切ってしまいました。大丈夫ですか?
A. 強く切っていなければ、多くは大丈夫です。寒風から切り口を守り、暖かくなって新芽が出るのを待ちましょう。今後、常緑樹は春や秋に手入れするのがおすすめです。
Q. 一覧にない木はどうすればいいですか?
A. 一覧は代表的な150種類以上をまとめたものです。ない木については、まず「落葉樹か常緑樹か」を確認してください。落葉樹なら冬、常緑樹なら春秋が基本です。花木は花の時期との関係もあるので、個別に調べると確実です。
まとめ:冬に剪定する樹木150種類以上の一覧
冬は、多くの木にとって剪定の絶好の季節です。葉が落ちて枝が見やすく、木も休んでいて負担が少なく、病害虫の予防までできる、まさに一石二鳥にも三鳥にもなる季節です。この記事の一覧を手元に置いて、「うちのあの木は冬でいいんだ」と確認しながら、取りこぼしなく手入れを進めてください。
冬に剪定する樹木を、150種類以上、「あいうえお順」に一覧にまとめました。画像としてダウンロードできますので、印刷して庭での作業のお供にしてください。
この一覧を手元に置いておけば「うちのあの木は冬でいいのかな」と迷ったときすぐに確認でき、取りこぼしなく冬の剪定を進められます。
それでは「冬に剪定する樹木150種類以上の一覧表」の画像を以下でダウンロードできます。

