サイトアイコン 庭木の剪定専門サイト

シラカシは適切に剪定・管理してあげないとあとで後悔する

シラカシって知っていますか?

よく公園などに植えてある常緑樹で、手をかけないと知らない間にけっこうな大きさになる木です。

このシラカシは枝が太くなる木なのですが、枝は意外と柔らかくノコギリでバッサバッサ切れるんです。

今回はこのシラカシが、人に襲いかかるかもしれない事例をお伝えします。

シラカシはなんでこんな姿になった?

2020年岩手県では12月14日から毎日大雪が降り続きました。

私が住んでいる地域は、普通だったら12月はそれほど降らず、
降っても2、3日で雪は解けるはずなんです。

でも、その年はそうはいかなかった。

私がいつもランニングしている運動公園では大変なことが起きていました。

いったい、なにがおこったか?

これを見てください。

バッサバッサと太い枝が折れています。

一瞬見ると、これは切った枝を置いているのかな?と思うかもしれませんが、
よく見ると切り口(折れ口)はこんな感じ。

ねっ、折れているでしょう!

実際に現場を見ると、ひどいもんです。

シラカシが植えてある歩道脇では、このような大惨事の状況が永遠と続いているわけです。

まだ折れかかっている、今にも折れそうな枝もいっぱいあります。

これなんか、枝が横にではなく、縦に折れかかっています。

枝に相当な重量と力がかかって折れたんでしょうね!

なんでシラカシは折れたか?

今まで何十年と、こんなことは1回もありませんでした。

なんでこんな状況になったのかというと、もちろん雪のせいではあります。

具体的に解説すると、葉っぱが増えると先の方が自重で重くなっていきます。

シラカシは、枯れた葉はそこそこ落ちますが、常緑樹なので残る葉のほうが多いです。

この葉っぱの増える状況が長年続くと、かなりの量の葉が先端に固まって増えます。

今回は、この葉っぱについた雪が解けずにごそっと残り、夜にこれが凍ってその場所にとどまり、さらに重量が増えていく・・・。

この年はこれが毎日、毎晩続きました。

こんな状況が長く続くことで、これらの雪の重さがいつか最大限になり、木が耐えられなくなった時にバキッと折れます。

これが2週間以上も続いたことで、こんな痛ましい状況になったのだと考えられます。

いったいどこに負担がかかると思いますか?

それは、枝分かれした根元部分とか、重量に力負けする弱い枝部分のようです。

そして、一番枝が折れる可能性の高いのはどういう時なのかというと、
木の上部で氷のように固まっていた雪の重い塊が、強風が吹き荒れ耐えられなくなったその時、雪と氷の塊と一緒に下の枝に落ちる際に、上から落ちてきた重みで下の枝も折れるのです。

そんなことからも、下の枝の方が折れる可能性が高いんです。

そのため雪国では、雪吊りという昔ながらの方法で松などの枝にわら縄で吊って、雪の重みから枝折れを守ります。

これは自然災害なのか?

でも、原因は雪だけではないと思っています。

これは自然災害の部類かもしれませんが、私は半部はそう思っていません。

管理を今まで怠って剪定をしなかったことによる「人災」も関わっていると思っています。

ここは市が管理する運動公園です。

市の管轄ですが、たぶん管理者がよくこの手の管理や、どんな作業をするのか知らないかもしれません。

毎日見てても、作業員も器械で芝刈りしかしてませんし・・・

ちゃんと管理してほしいのだが

このシラカシの枝はちょうど歩くところの上にかぶさるように伸びています。

もしも、人が歩いていて、頭に折れてきたらいちころです。

しかも、これはひどい!
シラカシの中に街灯が埋もれているくらいですから。

このような街灯の場所は、1ヶ所だけではありません。
必要なところに街灯はなく、その場所は真っ暗。

夜にランニングしていたら、何度、逆走して走っている人にぶつかりそうになったことか。
高校生の駅伝の部活も暗くなってからも行なっているので、しかもかなりのスピードで団体で逆走してくるので恐ろしいです。

ある時は、ランニング中に、リードを長くして散歩させている犬が(リードなしもあった)、走っているこちらに向って何度も追いかけてきたこともあります。

雪が解けると犬のクソがたくさん出てくるくらいですから、犬の管理者もマナーが良くない人もいます。
   ↓

シラカシはどうすべきだったか?

今回のこのような災害は起こるべくして起こったと思うので、このような管理をすると木によくないことが起こる良いデータが取れたと割り切るしかないと思います。

では、このようなバッキバッキ折れる状況を回避するには、あなたが公園の管理者なら、この折れたシラカシはどうしたらよかったと思いますか?

このシラカシは樹高がだいぶ高いし、本数もありますので、毎年剪定するのは手間と時間がかかりますが、枝先を長く残さないで、葉を空かすような剪定をできるだけ行なうことで、枝先を重くしないようにもできます。

樹形内部にもだいぶ枯れ枝があるので取り除いた方がよいです。

このような基本的な剪定をしていれば、今回のような太い枝が折れる可能性は少なくなったのかと思います。

これが自然の山だったら誰も文句も言えないかもしれませんが、人間が作った公園に、人工的に木を植えて、人間と共存している以上、管理はしないとだめだと思うのですが、あなたならどう感じますか?

山を削って人工的に作ったのに、何も管理しないから、自然が怒った!

そう思いたくもなる事例です。

シラカシの剪定時期と剪定方法

モバイルバージョンを終了