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生垣の刈り込み剪定を効率よく行なうアイテム!天端をまっすぐ揃える裏ワザ道具

はじめに

こんにちは。岩手で庭師をやっているズボラおやじです。今日は生垣の刈り込み剪定についてお話しします。

生垣の刈込は、実践している方ならお分かりのとおり、意外と大変な作業です。樹種によっても苦労する度合いは違いますが、一番苦労するのは天辺(天端)を真っ直ぐに揃えるところではないでしょうか。

このページでは、生垣の刈り込みをきれいに仕上げるコツから、プロが実際に使ってきた道具の変遷、そして今の私が「これはいい!」と感じている時短アイテムまで、生垣の刈り込みに関する悩みをまるごと解決できるようにまとめました。最後まで読んでいただければ、天端の凸凹にもう悩まなくて済むはずです。

生垣の刈り込み剪定の特徴

■プロでも素人みたいな作業風景がある

剪定業者なのに、素人のように水糸を張ってがんばる業者さんを見かけることがあります。如何にも「庭師モドキです」、もしかしたら「昨日弟子入りしました」と自分で公表しているようなものです。

プロならプロらしく、水糸などを張らなくても真っ直ぐに天端を揃えることができるはずです。それができないのであれば、生垣の刈り込みはやらずに、別の樹種の剪定で腕を上げるべきだと私は思います。私が依頼者なら、水糸を張っている業者さんには2度と頼まないと思います。

■自分でやるなら楽をしていい

水糸を張る作業はプロの矜持の話であって、自分で生垣の剪定をする分にはどんな手段で行っても、誰も文句は言いません。どんどん楽をしてください。

水糸を使う方法は初心者の方には確かに得策ですが、実は水糸を張る作業も結構面倒なものです。端と端の木に水糸を結びつけてもうまく張らないと、距離が長い場合は真ん中でたるんでしまうことがあります。それを知らずにたるんだまま刈ってしまうと、真ん中がへこんだ生垣が出来上がり、ますます変になってしまいます。

真ん中で一度水糸を木に結わえる場合も、その結わえる位置が少し上下するだけで仕上がりが変わるので気をつけなければいけません。慣れないうちは水糸を使ってみると、きれいに仕上がりやすいです。

生垣の脇にフェンスなど高さが決まっているものがあれば、それに合わせて刈ればやりやすいです。問題は何もない単体で生垣が植えられている場合で、距離が長いと余計に大変です。

■生垣に向いている樹種と刈り込みの違い

生垣によく使われる樹種には、カイヅカイブキ、レッドロビン、サザンカ、ドウダンツツジ、ラカンマキなどがあります。カイヅカイブキのように葉が細かい樹種は、多少刈り面が波打ってもふんわりごまかしが効きますが、レッドロビンのように葉が大きい樹種は、刈り口の切断面がそのまま目立ってしまいます。

このように樹種によって「ごまかしが効くかどうか」が全然違うので、自分の生垣がどちらのタイプかを知っておくだけでも、道具選びの参考になります。

剪定時期

■基本の刈り込み時期

生垣の刈り込みは、新芽が伸びきった初夏(6月頃)と、秋口(9月頃)の年2回が基本の目安です。特に初夏の刈り込みをしっかりしておくと、夏場の伸びすぎを抑えることができます。

■常緑樹の生垣の場合

常緑樹の生垣は真冬の刈り込みを避け、3月から6月、もしくは9月から11月頃に行うのが安心です。真冬に強く刈り込むと、寒さで枝先が傷んでしまうことがあります。

■花が咲く生垣の場合

ドウダンツツジのように花を楽しむ生垣は、花が終わった直後に刈り込むのがおすすめです。花芽ができる前に刈り込みを終えておくことで、翌年もしっかり花を楽しむことができます。

剪定方法(道具の変遷)

■プロは刈り込みバサミを使う

私が生垣の刈り込みをする場合、以前は刈り込みバサミを使っていました。もう、以前の話です。今はプロではなく、腕を故障して思うように使えなくなったので自らセミプロに格下げしました。プロのうちはバリカンを使わないと固く決心していましたが、腕が悪くなった今はセミプロなので、バリカンを使用することを自分で認めたのです。

意外と刈り込みバサミで生垣の刈り込みをするのは難しいという話なのですが、やっているうちにだんだんと天端が下がっていったり、逆に上がっていったりします。

上がっていくのは修正が効くのですが、下がっていったときが一番厄介で、一番初めの高さに戻って、そこから下げていかないといけません。それだからプロの庭師でも水糸を張りたくなるわけです。でもプロは水糸を使ってはいけないと思います。プロですから。

■エンジン式バリカン

今はセミプロになり、刈り込みが面倒くさくなってきたのでバリカンを使っていますが、これはエンジン式なのでパワーはあるのですが、難点は重量です。

燃料を入れると6kg近くあるので、ずっと同じ姿勢で持っていたり、上げたり下げたりしていると腕も腰も痛くなり、筋肉痛になったりと、おまけに汗だくになり疲労困憊になり良いことないです。

三脚などを使って高所で作業をしていると突然蜂が出てくるので逃げられず、バリカンを持ったまま3m以上の高さからジャンプして逃げなくてはならないのですごく危険な目にあったり、ひとつ間違えばどこか骨折してしまいます。

天端を刈っている作業中に刈り具合が上下するのはバリカンも刈り込みバサミも同じですが、作業が早いか遅いか、そして仕上がりが人工的か人間的なのかが大きな違いです。

エンジン式バリカンは重量があるので、刈った天端がだんだんと下がってくるかもしれません。このバリカンは力がある人でないと使いこなせないと思います。ちなみに草刈りは難なくこなせます。

■エンジン式で柄の長いバリカン

エンジン式のバリカンで、草刈り機械のように柄の長いものがあります。たとえるなら「エンジン式のバリカン」+「草刈り機械」です。

これは少し高い所や広範囲でも刈れるのでかなりの時間短縮になります。これを使って草刈りをしても、自分に石などが飛んでくることもなく、草が絡みつくこともないです。

問題はやはり重量で、刃の部分がけっこう重いので草刈り機械の2倍近く感じる重量感があります。重量感さえ克服できれば私はこれが一番使いやすい機械だと思っていますが、メーカーによっても軽量のものはあるみたいですが、軽いものは高額です。重量感のせいでおもしろいほどよく売れず、ホームセンターの片隅に1台あるかないかだと思います。すごくよい機械なのに残念です。

■電気式のコード付きバリカン

電気式のコードがついたバリカンもあるのですが、これは重量が軽いので力のない女性やお年寄りでも簡単に使えて、プロが刈ったようにきれいに仕上がるのには驚きます。

でもそんな電気式のバリカンにも唯一の難点があり、コードを不意に切ってしまうことがあり、コードがあることで作業がイライラすることもあります。コードを切断することでうまくいっていた作業もそこでストップしてしまい、それが一番腹立たしいです。

いくらきれいに仕上がるとはいえ、特に暑い時に使うと余計に血圧が上がるかもしれませんので、神経質な方にはおすすめできません。コードがなければ電気式のバリカンは軽くて誰にでも使いやすい便利なものだと実感しています。

■充電式でコードのないバリカン(マジックトリマー)

最後に、充電式のコードがない軽いバリカンを紹介します。これはいい!と本当に思っています。

何がよいのかというと、これまで解説してきたバリカンのデメリットをすべて解決した充電式バリカンで、長さがある割にはとにかく軽い、コードがないので切断することもないので、可動範囲が広く小回りも効きます。イライラすることがなく作業できるのが一番良く、楽しく作業できそうですよ。

■マジックトリマーの特徴

このマジックトリマーの特徴ですが、まずは3段階の高さ調節が可能です。1.7mから3mまで伸縮可能なので、低いところも今まで手の届かなかった高いところも、三脚を使わずにスイスイ刈ることができます。だから、蜂が突然出てきてもあわてなくてよいのです。

そしてヘッド部分の角度が180度調節できます。180度です。この微妙な角度調整によって、今まで不可能だった刈り込みが可能になります。

この角度調整のおかげで、下草から急な斜面の雑草までもラクラク処理できます。

もちろん生垣の角部分を刈る場合にも使えますし、長さを調整できますので、高い木の刈り込みも簡単に行うことができます。

いろいろな使い方があるので、すごく便利で楽しくなると思います。バッテリー式なので邪魔なコードがないことが一番の利点で、しかも約2.5kgと軽いので、お年寄りや女性にもうれしいポイントです。

失敗した時のリカバリー

多くの方が剪定サイトを見る理由は、「自分で切るのが怖いから」だと思います。ここでは実際に失敗してしまった場合のリカバリー方法をお伝えします。

■天端が波打ってしまった場合

刈っているうちに天端が上下してしまい、波打った仕上がりになってしまうことはよくあります。慌てて一気に修正しようとせず、まずは一番低いところの高さに全体を合わせるつもりで、少しずつ切りそろえていきます。無理に一度で完璧を目指さず、数日かけて微調整していくくらいの気持ちで取り組むと、失敗が少なくなります。

■刈りすぎて葉がなくなってしまった場合

刈りすぎて枝だけになってしまった場合、樹種にもよりますが、新芽が出てくるまで焦らず待つことが大切です。水やりを丁寧に行いながら様子を見てください。多くの生垣樹種は芽吹く力が強いので、時間をかければ回復していきます。

■真ん中がへこんでしまった場合

水糸がたるんだまま刈ってしまい、真ん中がへこんだ生垣になってしまうことがあります。この場合、両端の高さに合わせて中央部分は少しの間我慢して見送り、新芽が伸びてくるのを待ってから、改めて水平に刈り直すときれいに揃います。

病害虫対策

生垣の刈り込みと病害虫はセットで考える必要があります。表面だけを刈り続けていると、内部の風通しが悪くなり、病害虫の温床になりやすいのです。

■生垣につきやすい害虫

生垣でよく見かけるのが、毛虫類やアブラムシです。特に葉の密集した生垣の内部は、毛虫にとって格好の住み家になります。見つけたら、被害の大きい枝ごと切り取って処分するか、専用の薬剤で駆除してください。

■生垣がかかりやすい病気

表面だけを刈り込んで内部の枝を整理しないでいると、風通しが悪くなり「すす病」や「うどんこ病」が発生しやすくなります。年に一度は生垣の内部にも手を入れて、混みすぎた枝を間引いておくことが予防になります。マジックトリマーのように角度調整ができる道具があれば、内部の整理もぐっとやりやすくなります。

■早期発見のサイン

・葉の表面が黒っぽく、すす状になっている
・葉に白い粉のようなものがついている
・生垣の内部を覗くと虫がびっしりついている
・一部分だけ葉の色が悪い

これらのサインに気づいたら、早めに内部の風通しを見直すことをおすすめします。

おすすめの道具

■刈り込みバサミ

生垣の刈り込みには、手になじむ刈り込みバサミが欠かせません。私がおすすめしているのは「おの義(推奨)」の刈り込みバサミです。刃の噛み合わせが良く、天端を水平に刈りやすいので、初心者の方でも扱いやすくなっています。

■ノコギリ

生垣の内部で太くなりすぎた枝を整理する場合はノコギリを使います。生垣の内部は枝が密集しているので、刃が薄く小回りの利くタイプのノコギリを選ぶと作業がしやすいです。

■道具の手入れ

刈り込みバサミやバリカンの刃は、使ったらそのままにせず、必ず手入れをしてください。作業後は刃についた葉くずや樹液を乾いた布で拭き取り、汚れが強い場合は薄めた中性洗剤で洗います。水分が残っているとサビの原因になるので、しっかり乾かしてから、椿油などを薄く塗って保管すると長持ちします。バリカンの場合は刃の隙間に葉くずが挟まりやすいので、ブラシなどでしっかり取り除いておくことも大切です。

ゴミの処分とマナー

■刈り込みくずの処分方法

生垣の刈り込みは、細かい葉くずが大量に出るのが特徴です。ズボラ流のコツとしては、下にシートを敷いてから作業し、そのまま葉くずを集めてしまうことです。そうすれば、後から掃き集める手間がぐっと減ります。マジックトリマーのように軽い道具であれば、シートの上を移動しながら刈るのも楽になります。

自治体指定のゴミ袋に入るサイズにまとめ、生垣特有の細かい葉くずは、しっかり乾かしてから袋に入れると、かさが減って処分しやすくなります。

■ご近所トラブルを避けるマナー

生垣はお隣との境界に植えられていることが多いので、刈り込みの際は特に配慮が必要です。事前に「今日は生垣を刈らせてもらいますね」と一声かけておくと、印象は大きく変わります。エンジン式バリカンは音が大きいので、早朝や夕方など、ご近所の迷惑になりにくい時間帯を選ぶこともおすすめです。その点、充電式のマジックトリマーは音も静かめなので、時間帯を気にせず作業しやすいのも利点です。作業前にシートを敷いておけば、葉くずがお隣の敷地に飛ぶのも防げます。

よくある質問Q&A

Q. 水糸を使うのは恥ずかしいことですか?
A. 自分で刈る分には全く問題ありません。慣れないうちはむしろ水糸を使ったほうがきれいに仕上がります。

Q. バリカンと刈り込みバサミ、どちらがおすすめですか?
A. 広い範囲を効率よく刈りたい方はバリカン、細かい仕上がりにこだわりたい方は刈り込みバサミが向いています。

Q. マジックトリマーは高い生垣にも使えますか?
A. 1.7mから3mまで伸縮できるので、三脚を使わずに高い部分まで刈ることができます。

Q. エンジン式と充電式、どちらが長持ちしますか?
A. パワーの持続力ではエンジン式に分がありますが、日常的な生垣の手入れであれば充電式のバッテリーで十分こなせることが多いです。

Q. 生垣の内部の枝も整理したほうがいいですか?
A. 表面だけ刈り続けると内部が枯れ枝だらけになりやすいので、年に一度は内部の枝も間引くことをおすすめします。

Q. 雨上がりに刈り込みをしてもいいですか?
A. 葉が濡れていると刃の切れ味が落ちやすく、仕上がりもきれいになりにくいので、できれば乾いている日を選んでください。

Q. 女性やお年寄りでも扱いやすい道具はありますか?
A. 約2.5kgと軽量な充電式のマジックトリマーであれば、力の弱い方でも扱いやすいです。

Q. 刈り込んだ後、肥料をあげたほうがいいですか?
A. 刈り込み直後は木が回復に集中している時期なので、強い肥料は控えめにし、様子を見ながら与えるのがおすすめです。

以上、生垣の刈り込み剪定について、天端の揃え方から道具の変遷、そして今おすすめの充電式バリカンまで一通りお話ししました。私自身の腕が故障しているので、負担が減って助かるなと思えるのがこの充電式タイプです。

興味のある方は、下記のリンクから詳細を確認してみてください。


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