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モミジバフウの剪定時期と剪定方法

モミジバフウは、フウ科フウ属の落葉高木で、別名をアメリカフウといいます。

モミジバフウは雌雄同株で4月頃に花が咲き、雄花と雌花が別々に頭状花序をつけます。雄の花序は長さ5~8cm、雌の花序は直径4cm程度の球形で垂れ下がり、秋ごろに褐色に熟します。

フウ属は雌花の花序が球形で垂れ下がるのに対し、カエデ類は翼果をつけるので区別がしやすいです。

モミジバフウ↓
10.24-2

ヤマモミジ↓
10.24-3

葉っぱが秋に紅葉する理由はなに?

モミジバフウが紅葉するのはわかると思います。その他にも紅葉する木はたくさんあるのですが、葉っぱが秋に色づくのには理由があります。
それは、葉の葉緑素が分解するのと入れ替わりに、葉にたまった栄養分(糖分)から赤い色素(アントシアン)が作られることによります。

また黄色い葉のほうは、カロチノイドという色素によりますが、こちらはもともと葉緑素と一緒に葉の中に含まれているもので、気温が下がり、葉緑素が分解されると葉にあらわれてきます。黄色の色素成分はどの葉っぱの中にも含まれているので、まれに赤や黄色の混ざった感じのする、やや黄色みのある鮮やかな赤の紅葉を見ることもあります。
10.24-4

モミジバフウの一番ベストな剪定時期

モミジバフウは街路樹として植えられていることが多いですが、もしもご家庭で植えられている場合には、カエデ類と同じ剪定方法や剪定時期を基本としますので参考にされてください。

剪定を頼まれるお客様の多くは、お盆前にはサッパリしたいという希望があり依頼されますが、全くお勧めはしないです。

暑い夏に剪定をすすめない理由は、
 夏場は特に切った以上に伸びようとする。
 切ったところから生える徒長枝にばかり栄養が行くので樹勢が弱る。
 ハチが巣をつくり、ハチの子が成虫になり頻繁に活動する時期で危険だから

夏場というのは、一番樹勢が旺盛で著しく生長する時期です。そんな時に剪定をしようものなら、切った以上に伸びようとする性質があることから、切る前よりも伸びることも多く「せっかく切ったのにまた伸びてしまった!」と、損をしたような気分になると思います。

特に徒長枝というのは切ったところの最終地点から生えることが多いです。よく切ったところにたくさんの枝葉がついているのを見たことはないですか?切った最終地点よりも先はないので、樹勢が強いと、そこまで養分がたくさん集まりそのような再生される現象が起こるのだと思います。

逆に樹勢が弱いと、切られた部分にそれほど多くの葉は生えず、どちらかというと、傷口を殺菌したり修復しようとするのに余計な樹勢を使ってしまうので、枯れる傾向が強いです。特にモミジバフウのようなカエデ類は枯れやすいので、やはり夏場に切った部分に余計な樹勢を使う剪定はよくないです。

どうしても夏に剪定してと言われるのでいつも嫌々やってはいますが、個人でやられる方には、このような理由から夏場のモミジバフウの剪定は、全くお勧めしていません。

特に、突然ハチが現れるのは本当に怖いです。巣を作ったばかりの1匹で行動している場合は攻撃力が弱くてまだよいのですが、卵から幼虫になったころからが特に危険で、巣で待ち構えて警戒されています。そんなハチをよく見ると、羽根をプルプルと震わせて「いつでもかかれるぞ!」と、攻撃体制を取ってこちらを眺めているのがよくわかります。そんな時に、知らずに近くを通り葉っぱに触れようものなら、ハチの気分を損ねて、あっ!」っという間に刺されています。

ハチの巣の場所がわかり、なおかつハチ1匹くらいならば、遠くまで飛ぶハチ撃退用のスプレー殺虫剤なら仕留められます。1~2mくらいであれば、スプレーを少し長めに噴射していれば、たとえ襲いかかってきても、ハチに当たっていれば噴射の勢いで1発で仕留められます。
5.18-4

これらのことから剪定をするならいつが良いかといえば、

やっぱり葉っぱが落ちたころから2月入る前までの冬季間が、人間にも木にも一番安全な時期です。寒い時期で外に出たくないかもしれませんが、これは断言できます。

季節に合わせたモミジバフウの剪定方法

盆前とかに少しきれいにしておきたくて、冬までモミジバフウの剪定を待てない場合という場合があると思います。

その場合は、まず夏場に伸びた分だけを樹形に合わせて、伸びた所だけ刈り込み鋏で軽く切るだけにしておきます。そして葉っぱが落ちた冬に、伸びた枝の細かい剪定をするといいと思います。

どうしても冬ではない時期に剪定をしたいという場合は、
紅葉を気にしないのであれば、葉がだいたい伸びきった9月に入った頃からの軽い剪定が良いかと思います。
紅葉が見たいのであれば、我慢して冬の剪定にして、おすすめはしませんが早めの夏(7月前頃)に済ませておくことです。

その場合、太い枝を極力強く切らないで、樹形を保てる程度に伸びた分だけにとどめておきます。そして葉の落ちた冬にもう一度混んだところを整理してやると作業が案外楽に感じます。

冬まで待てる場合は(出来れば待ってほしい)、
葉っぱが全部落ちると混み入ったところも全て下から見えるので、
細かい枝が重なったところや枯れ枝をすくように切ります。

次の夏になるとまた枝が伸びますので、その伸びる分も予想して結構広めの空間を作っても大丈夫です。

今年度伸びたような太い枝(緑色をしているかも)は、樹勢が強い部分で、来年も同じところが同じように伸びる可能性が高いです。この太い枝は残さず切り、以前から樹形を形成している枝から伸びている細い枝で樹形を整えてあげるとモミジバフウ全体が綺麗になります。

ただし、この剪定作業は2月になる前までには終わらせて欲しいんです。なぜかというと、北国岩手でも2月に入るころには、モミジバフウはまだ眠っているようでもすでに動きだしています。その証拠に小枝を切ると水分がダラダラたれてくるのでわかります。そうなったらもう動き出している証拠です。

夏に伸びた混み入った枝葉の剪定は、葉が落ちた冬期が剪定の絶好の時期ということを覚えておいてください。

モミジバフウの剪定は絶対に冬期がおすすめです!

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