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ユキヤナギの剪定と剪定時期

ユキヤナギは庭木や切り花として古くから親しまれてき滝で、湾曲するしなやかな細い枝が根元から生え2~4月に白い小花が密生して咲きます。

ここではユキヤナギの剪定方法と剪定時期について解説します。

しなやかに湾曲した細い枝が白い小花で埋まる風情は雪柳の名前にピッタリです。

単独で植えたり高木と組み合わせその下に用いるほか生垣として列植して楽しむのもよいでしょう。

淡赤色の花を咲かせるベニバナユキヤナギも市場に出回っているようです。

2.26ユキヤナギ2

ユキヤナギの剪定時期

花後すぐに地際15~20cmのところで「古い枝」を刈り込んでおくと、花が咲き乱れる新梢がすぐに伸びて翌春に花芽をたくさんつけます。

ユキヤナギは萌芽力が旺盛な木ですから毎年剪定整枝を行った方がよく、8~9月に花芽の形成がはじまるのでその前、特に花が終わった直後の4月下旬から5月上旬ころが剪定の適期です。

この剪定後に伸びた新梢が充実することで秋には各葉腋に花芽がつくられ、これらの芽は冬を越して翌春2月頃から開花するのです。

2.16ユキヤナギ1

ユキヤナギの剪定方法

ユキヤナギの剪定の要領は、枝を均一にそろえることは避けたほうがしなやかなユキヤナギを楽しむことができますが、そろえるというよりもわざと長い枝や短い枝が入り乱れるようにすることで自然なしなやかさを楽しめます。

若木のころのユキヤナギは地際から枝を旺盛にだし放任しても自然に樹形を整えます。

放任しても樹形がよくまとまり、しだれる枝を生かして自然樹形に仕立てたり、列植して垣根風に仕立てることもできます。

枝の剪定方法は枝の途中でむやみやたらに醜く切らないで、枝のわかれている部分で短い枝を残すように長い枝を取り除くことがポイントです。

このようすることでその後も枝ぶりのしなやかさを維持していくことができます。

花が咲き終わった後すぐに剪定作業に入りますが初めに枯れた枝を切り、同時に徒長した枝を基部から切り取るようにします。

強く切り戻してしまうとさらに強すぎる枝だけが伸びてきて自然な枝ぶりが損なわれます。

枯れ枝やからみ枝、弱い枝などの不要な枝も切り取って間引くように整理しておき、
最後に樹形や目的の高さに合わせるときれいに仕上がります。

株全体が老化したり大きくなりすぎた場合のユキヤナギの剪定は、
地際から10cm程度残して全部切り取り株を更新させるのも一つの方法です。

年数を経て大株になると中心部の古い枝は老化し小枝ばかり密生するので、花付きが悪いようなら根元からすっかり切ってしまい新梢を出させるようにして株の更新をはかると花付きが良くなる場合があります。

この強い剪定も花の終わった直後に行うとよいです。

ユキヤナギがさらに伸びたら

花後剪定をしてから秋にかけて伸びた新梢が混みすぎたり徒長して樹形を乱しているユキヤナギの新梢は、12月から2月の落葉期に軽く剪定してやるとよいです。

その理由はこの時期の剪定は春に咲く花芽が各枝にすでに準備されている状態ですから、枝を深く切り取りとるということは花を切り取ってしまうことと同じなので、最小限にとどめて切るように注意してください。

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