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ウメ キンモクセイ

モミジ 剪定バサミ
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コニファーの剪定




コニファーとは球果類のことで、松ぼっくりのような丸い球果をつける針葉樹の総称のことを指し、実は球果をつけるクロマツやヒマラヤスギなどもコニファーなのです。

日本では欧米からの外来種のようなよくクリスマスの飾りつけをする円錐状のゴールドクレストのような常緑樹を指すようになっているので、ここではゴールドクレストに近い品種の木をコニファーとして剪定方法と剪定時期を解説していきます。

コニファーの特徴

コニファーは欧米で改良された園芸品種の針葉樹を指すことが多い庭木として観賞価値の高い樹種で、日陰地でも旺盛な生育をし萌芽力も強いので、刈り込みにも耐えられ、庭植えや鉢植えに適した品種です。

コニファーの葉は明るい黄色や緑、暗緑色、青みがかった緑、灰色がかった緑などその色が多彩なことは良く知られています。

また樹形も色々あり、ふっくらと茂るものや円錐形に尖り直立するものなどがあります。

最近特に見かけるようになったコニファーを用いた庭は、これらの特性を活かして多種多様な人気のコニファーで作り上げています。

コニファーは背が高くなる木で特に敷地の周りや背後に植えるのが一般的です。放置しても自然に円錐形になりますが、樹高が高くなりすぎるので定期的な剪定が必要になります。

刈り込みに強いことから、ピラミッド型、円筒形、玉ものなどトピアリーのようにいろんな形に仕立てて楽しむこともできます。

日本の代表的なコニファーにはイチイ属、トウヒ属、ヒノキ属、ビャクシン属、ヒマラヤスギ属、モミ属など十数種もあります。

コニファーの剪定時期

コニファーの剪定に時期は地域によって違いはありますが、年2回行うなら 4月~5月ころと、 9月~ 10月初旬ころが良いです。

1回の剪定で済ませたいなら、新芽が伸びる直前の4月~5月ころか、葉が伸びきった 9月~ 10月初旬ころの、どちらかの剪定だけで良いと思います。

真夏は暑さに弱くコニファー類は衰弱するので、この時期の剪定は避けたいです。

コニファーの剪定方法

コニファーの剪定は樹形だけをスッキリ整えたい方が多いようですが、コニファーの内部を見ると枯れた葉がギッシリ詰まっているのがわかると思いますので、その内部の枯れ葉をきれいにとってほしいです。

これをきれいにしておかないと生育に問題が生じたり、害虫が増えたり、病原菌のたまり場となります。

コニファーの内部をきれいにするには、内部に葉が枯れて茶色くなって溜まっているので枯れ枝全部を取ります。

ほろうと簡単に取れる場合とよく揉まないと取れない場合がありますが、枯葉はしっかりときれいににとってください。

その作業が終わったら過密になっている小枝を間引き、樹形を仕上げる作業は刈り込みバサミや電動バリカン、木バサミなどで樹形を仕上げます。

コニファーは金属を嫌うので、手で摘み取るのが良いと言われますが、大きく育ったものを手でひとつずつ作業するのは時間がかかりとっても大変な作業なので時間があればそのようにしてください。

剪定の際、コニファーを刈り込みバサミで剪定すると切った葉の断面は赤くなりますので、木バサミなどで枝先を入念に時間をかけて切り詰めると切ったあとの葉が赤くならずに見栄えも良くなります。

小さなコニファーなら可能かもしれませんが、大きいと時間と根気がないとできない作業です。

コニファーの色々な剪定の方法

ここではコニファーの何種類かの剪定方法について解説します。

コニファーの葉先を摘む剪定

1年に 1回、生育時期に伸びた新芽の葉先を 指や木バサミで 樹形を整えるように1cmくらい摘み取ったり切る作業をしますが、すべての葉で行うので非常に時間も手間がかかる作業です。

摘んだ部分はやわらかい葉が伸びてきて葉が密になりボリュームが出るので形の良い樹型になります。

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コニファーの頂点を止める剪定

芯を止めて今以上木の高さを大きくしたくない場合に頂点を止める剪定作業についてお伝えします。

成長を止めたい場合、まずは芯を理想の「芯止めライン」の高さで切り、あとはそれに合わせて全体を剪定し、樹形を整えます。

コニファーは「芯止めライン」の場所で頂点を止めるように詰めると、芯としていた幹の部分はそれ以上伸びませんが、その周りの枝が伸びていくので毎年剪定していかないとどんどん大きくなります。

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刈り込む切り戻し剪定

庭木を刈り込むのと同じように、刈り込みバサミなどで剪定し、伸びすぎた枝を切り戻してバランスの良いまとまった樹型に仕立てることが大事です。

気をつけて欲しいのですが、コニファー類は葉のない所まで深く刈り込むと2度と芽が出ない可能性があるので、刈り込む加減に注意してください。

枝を抜く剪定

頂点には勢いのある枝が 2~3本飛び出ることがあり、剪定しないまま育てていると頂点がそれぞれの方向に伸びて芯が割れてしまうことがあります。

そのような場合は一番勢いがあり頂点として形のいい枝を1本だけ残して残りの枝を切り落とします。

庭でほったらかしにされ、ぼうぼうと伸びきっているコニファーをよく見かけますが、コニファーはマメな剪定が大事なので、植えて終わりでなくしっかりと管理をしてください。


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